MENU

京都府内『基準地価』上昇、急回復するインバウンド! 八坂神社前に『ツルハドラッグ』復活、10月開業する京都高島屋S.C.に京都初出店『まんだらけ』、伏見稲荷に『鳥貴バーガー』

「基準地価」地方住宅地31年ぶり上昇

京都新聞2023.9.20 記事/森静香

基準地価
地方住宅地31年ぶり上昇
低金利背景 商業地も回復

住宅市場は売れ行きが好調で、海外からの投資マネーが流入に支えられた。商業地は訪日客の増加などが追い風だ。ただ地域によって明暗が分かれており、国交省は「約2万の調査地点の半数超はコロナ禍前の価格を下回っている。回復は道半ばだ」と説明した。

京都府内基準地価・京都市中心部で上昇

同日、京都新聞 記事/森静香

府内基準地価
京都市中心部で上昇
中北部など下落基調

京都市の商業地の上昇率トップは、観光客の往来が多い東山区四条通大和大路東入ル祇園町北側の11.5%で、大阪圏でも2位につけた。インバウンド(訪日客)などの人手が増加し、店舗やホテル用地の需要が回復しているという。

最高価格は京都市下京区四条通寺町東入ル2丁目御旅町の1㎡当たり900万円で、3.4%上昇した。

京都市の住宅地の上昇率1位は中京区壬生土井ノ内町の6.6%で、大阪圏でも2位だった。阪急西院駅やJR梅小路京都西駅近くなどの利便性が高いエリアでは、若年層も購入しやすい小規模宅地の上昇が目立つ。

最高価格は、京都市上京区室町通下立売上ル勘解由小路町で、2.3%の上昇の68万円となった。1位は13年連続で、大阪圏でもトップになった。大和不動産鑑定京都支社の村山健一鑑定部長は「京都御所周辺では国内外の富裕層からの需要が根強いが、物件供給が少なく、上昇が続いている。」と理由を分析する。

工業地は新名神高速道路開通への期待感から、久御山町や京都伏見区で10%以上上昇する地点もあった。宇治田原インターチェンジ(IC)=仮称、宇治田原町=近くでは17.9%も上昇し、住宅や商業地を含む府内全400地点で最高の上昇率となった。

祇園・八坂神社前に『ツルハドラッグ』復活!!

修学旅行生・訪日旅行者が戻った八坂神社

その八坂神社前に『ツルハドラッグ』が帰ってきました。

ローソンの後、ツルハドラッグが入り、コロナ禍で空っぽになっていたテナント。撤退かと思われていましたが、復活。カラ家賃を払っていたという事でしょうか。

訪日旅行者向けの店内です。

日本強い商品を再認識させてくれる商品ラインアップ。「正露丸」「サンテFX」「ムヒ」等々が人気なんでしょうね。

花見小路通の「珉珉(みんみん) 祇園店」

この夏、閉店となりました。

昭和38年から約60年間、この地で営業していました。

祇園白川巽橋では結婚式の前撮りが復活しています。

至る所で撮影会です。

コロナ禍、2021年3月撤退となった「ハードロックカフェ京都」跡地。

新たな展開はまだ生まれていません。

白川沿いにあった

元々お茶屋さんだった築120年の建物に入っていた「お茶と酒 たすき」。かき氷が人気でした。2022年3月で閉店となりましたが、まだ新店の動きはありません。

白川通の「ファミリーマート」はバリケードに覆われたままです。何が始まるのでしょう?

コロナ禍で空きテナントが目立っていた「白川ビル」。その向こうに行列が見えます。

「白川ビル」は見事満室になっています。

インスタ映えのカカオマーケットの東にさきほどの行列、

訪日旅行者の行列ができています。お目当ては何なのでしょう???

南座より東、祇園・四条通の一等地に

「ハウスドゥ」の売物件。

「安いニッポン」。こんな物件が次々、外資に買われていくのでしょうか。。。

2023年10月17日「京都髙島屋 S.C.」が四条通に誕生

最高価格だった『京都市下京区四条通寺町東入ル2丁目御旅町』はこちらです。

御旅町の『スターバックス コーヒー 京都四条河原町店』の向かい

モスバーガーの東隣、開業に近づきつつある。

専門店ゾーンからなる『京都高島屋S.C.』がいよいよ10月17日にオープンします。

京都初出店の「まんだらけ京都店」「Nintendo KYOTO」etc 京都蔦屋店も。

詳しくはこちら

専門店ゾーンの名称は「 T8(ティーエイト)」。51店舗の出店です。

ルイヴィトンがはいる『京都恒和ビル』

「森トラスト」が2016年に取得したビルです。

テナントが空っぽになりつつあります。何か動きがありそうです。

大丸の西にあった、アルマーニ・ナノユニバースが1階路面に入っていたビルが無くなりました。

標識が設置されています。

「日本生命四条ビル」新築工事、8階建です。

その新築される「日本生命四条ビル」の向かいに新築オフィスが完成しています。

「すき家」の隣に完成した『レーサム』開発のオフィスビルです。

『アルマーニ』が10月28日にオープンのようです。

「テナント募集中」です。

京都市の住宅地の上昇率1位は『中京区壬生土井ノ内町』

「中京区壬生土井ノ内町」は京福「西院」駅の南です。

阪急「西院」駅。北側に商業施設「アフレ西院」です。

駅裏には伝説の『折鶴会館』

そんな西院、京福「西院」駅の南あたりが中京区壬生土井ノ内町です。朱雀第七小学校の西側あたりです。

住宅地の最高価格は、京都市上京区室町通下立売上ル勘解由小路町

御所西、勘解由小路町はこちらです。

京都府庁・新文化庁。令和5年3月27日に業務を開始しました。

新文化庁の東、室町通

フレンチの自販機がSNSでバズり、すごい行列を作っていたお店。

今は行列は落ち着いているようです。

香木のお店をさらに南へ

2002年8月建築、平成の名作

『御所西勘解由小路アーバンライフ/アーバンライフ』

5階建、35戸。

「勘解由小路町」ど真ん中。

その南には『平安女学院中学校・高等学校』

烏丸通に出ると枝垂れ桜が美しい『有栖館』の向こうに更地が現れます。

烏丸通沿い

(仮称)京都御所西計画 新築工事 建築計画の概要
・共同住宅
・敷地面積1915.85㎡
・5階建
・46戸
・建築主/住友商事(株)・新都市企画(株)
・完了予定/2026年7月下旬

敷地を除くと、西側にさきほど見た『御所西勘解由小路アーバンライフ』が見えます。

こちらのマンション計画は『定期借地権付き分譲マンション』と聞いています。

さらに烏丸通を北へ進むと、閉鎖した『御所西京都平安ホテル』

2023年3月末で廃止となりました。

御所西の一等地、次はどんな活用となるのでしょう。

さらに北、「とらや」を越え

さらに北に『KUMONOCHA TEA HOUSE – 雲ノ茶カフェ 御所店』

コロナ禍で強気の出店、怒涛の勢いで快進撃を続けてきた「雲ノ茶」。7月29日に御所西に進出です。

さらに北、「烏丸今出川」交差点。

マクド→松屋→___と次が気になっていたテナントは「コメダ」です。

地価上昇の主役は観光地の飲食・小売店

同日、京都新聞 記事/森静香

主役は観光地の飲食・小売店
府内基準地価上昇

市内の商業地では、八坂神社(東山区)近くの11.5%が地下上昇率のトップで、京都駅(下京区)近くの11.4%、錦市場の9.4%など観光需要が多いエリアが上位に並んだ。中でも伏見稲荷大社(伏見区)に近い深草稲荷御前町はプラス8.6%と4年ぶりに上昇に転じ、「復活」を印象づけた。

一方、コロナ前までは地価上昇をけん引していたホテルや簡易宿所の開発は鈍化している。17~18年度に年約900軒が新規開業していたが、22年度は143軒まで減少。土地や建物の獲得競争も以前のような加熱ぶりは見られない。それでも観光地の地価が大きく伸びているのは、訪日客の宿泊需要だけでなく飲食や物販、娯楽といった滞在中の消費需要を取り込もうとする動きが活発化しているためだ。

京都市観光協会の調査では、市内主要ホテルの平均客室単価(7月時点)は1万7491円となり、コロナ禍前の19年同月をすでに25%も上回っている。今後のホテル開業も1泊10万円を超える「ラグジュアリーホテル」が多い。

伏見稲荷大社近くの商業施設「オイシービレッジ」

復活した「伏見稲荷大社」

鳥居前には「フルーツ大福」

訪日旅行者が買っています。

2020年9月オープン、コロナに直撃され休業中だった「ドラッグユタカ伏見稲荷店」も復活です。

THE 観光地です。

団体ツアー客が増えてきました。

着物女子が4人、その左手に

鳥居が見えました。

話題の「鳥貴バーガー」

伏見稲荷OICYビレッジ。2023年9月3日にグランドオープンしました。

当初は1年前に開業予定だったが、訪日客の激減で一時はテナント募集ができない状況だったという。担当者は「観光の回復で出店の問い合わせが相次ぎ、オープンにこぎつけられた」と明かす。

京都新聞2023.9.20

トリキバーガーセットで1000円。高い安い??

建物内には

カレーに和牛にラーメン・・・

ニッポン安い?

お酒の美術館 四条先斗町店

先斗町、コロナ禍より店舗が撤退したままの「PONTONITE(ポントニテ)」

その隣、「すしてつ」が「SUSHITETSU」になりました。

先斗町 歌舞練場 『鴨川をどり』

お酒の美術館 四条先斗町店

チャージ無料、1杯500円〜

市内の系列店では欧米客の客足が好調で、1杯1万円を上回るウィスキーも人気という。運営会社NBG(中京区)の長田隆志取締役は「円安も追い風になり観光地の店舗は高い収益性が見込める。出店を積極化したい」と話す。

京都新聞2023.9.20

『Suntory Hibiki 21y ¥10,000』が見えました。1杯の料金です。

先斗町にたこ焼き屋さんができています。

『牛カツ京都 勝牛』に行列ができています。

お好み焼き屋さんにも行列ができています。

先斗町歌舞練場から西へ、木屋町通との角には

新たなホテルがオープンしています。

ABizhotel 

9月21日オープン

ラグジュアリーホテルの開業は続きます

今後のホテル開業も1泊10万円を超える「ラグジュアリーホテル」が多い。

京都新聞2023.9.20

デュシタニ京都

9月1日に開業した「デュシタニ京都」

西本願寺前

日本初進出『デュシットインターナショナル』

東山五条の南、東大路通沿い、フォーシーズンズホテル京都の向かいには

日本初のIHGラグジュアリーブランド『シックスセンシズ

2024年春、開業予定です。

東山には『バンヤツリー京都・東山』、こちらも日本初上陸です。

2024年春、開業予定です。

シンガポール発ラグジュアリーホテル「カペラ」、こちらも日本初進出!!

『カペラ京都』2025年夏、開業です。

他には上京区相国寺で「ローズウッドホテル京都」、左京区岡崎に「リージェント京都」、まだまだ外資系ラグジュアリーホテルの開業は続きます。

4 COMMENTS

上京区民

烏丸今出川ちょっと南、近畿予備校の隣も更地でした。
御所に面している土地は数少ないので気になりますね。

返信する
kyoto1192.com

コメントありがとうございます。

確か積水ハウス施工の賃貸マンションだったような。
烏丸通面するはどのぐらいの価格でしょうね

室町通にも更地が増えてるような。

返信する
田浦

二条城北のシャングリ・ラホテルが、遂に工事を開始したようです。
長らく、動きが無かっただけに、とても嬉しいです。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください