京都の新景観政策10年 ②都心マンション 〜高騰する価格

『②都心マンション

 残る「不適格」離れる若者』

 

 

・・「既存不適格」になり
建て替えた場合は
今の11階を5階に抑えなければならない。

資産価値が下がる』という不安が、
住人の間に渦巻いた」・・

ところが価格は下がらなかった。

10年たった今

「築31年になるうちのマンションが
買った時と同じ値段で売れると聞いている」

市が規制強化にかじを切る原因となった
都心の高層マンションは景観論争を巻き起こした半面
2、3千万円台の新築物件を提供し
まちなかに新居を構える若年層の夢をかなえた。
子育て世代の回帰は都心に活力を与えたのも事実だ。

ところが新景観政策が始まって10年たち
流れが変わった。

 

都心の新築では
坪3、400万円も珍しくないといい

「一般の人には遠い夢で
東京や海外の富裕層がセカンドハウスとして買う例が目立つ。
電気のつかない部屋が増え
都心を空洞化させている」

 

市の調査でも
30代の子育て世代が昨年だけで
約1200人も転出超過となり
市内から府南部や滋賀県に流出している。

不適格問題も残されたままだ。
市の不適格マンションは
約650棟に上る。

 

市中心部の『職住共存地区』には
特に厳しい規制を設けている。

制約の中で建つマンションは
高級化の一途をたどる。

 

 

空洞化する京都中心部。

 

四条烏丸にほど近いこの物件も

売り物件が何戸か出ています。

『ジ・アーバネックス京都四条烏丸テラス』

 

 

 

新築未入居物件が
売りに出ています。

 

参照
『田の字地区・NEWマンション計画『(仮称)グラン・リソシエ京都四条』資料請求受付開始!!』

スーモで
別のタイプが築後未入居で掲載されています。

 

 

完売した『プレミスト京都御池通』
築後未入居物件が売りに出ています。

 

 

 

※スーモ参照

 

完売してすぐ築後未入居物件が売りに出るのは
何故なんでしょう。

投機目的でもすぐ売りに出して
儲かるのでしょうか??

購入価格が高いため
さらに高く売れるなんてありえませんので。

 

高く売れると言えば

10月28日発行号

週刊ダイアモンド
『損しない マンション×戸建て×中古リノベ』

に、こんな記事が。

 

 

 

全国の主要マンションの価格上昇ランキング。

 

 

京都の物件が30位以内に3つランクイン!!

 

 

5位に
『アールヴェール河原町二条』 

値上額3692万円!!

 

2003年10月建築。

河原町通面す。

 

 

 

 

 

10位に
『コスモシティ御池富小路』

値上額2622万円!!

2003年3月

御池通面す。

 

 

奥に見えているマンションは

京都のバブルの火付け役

『プラウド京都御池麩屋町』

2016年1月建築。

 

 

13年かかって
底値から最高値になりました。

 

25位に
『ネバーランド御幸町御池ギャルデ』

値上額2370万円!!

2005年6月建築。

御池通面す。南向き。

 

2003年〜2005年は
この田の字地区の価格が
底値だったんでしょうね。

本当に買い時な時代でした。

 

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