京都のホテル・外国人宿泊客が前年対比40.5%増!!

 

京都新聞記事(3/1)

 

京のホテル 外国人客4割
ビザ緩和やLCC普及
中国、韓国が増加

(主要36施設、17年宿泊調査)

 

 

京都市内の主要36ホテルにおける外国人宿泊客の割合が2017年に前年比3・2ポイント増の40・5%となり、14年の調査開始以来初めて4割を超えたことが市観光協会などの調査で分かった。入国査証(ビザ)の要件緩和や格安航空会社(LCC)の普及などで中国や韓国の観光客が増加した。

月別は4月が50・9%(前年比5・3ポイント増)と特に高く、初めて過半数を占めた。出身国・地域別は中国が昨年に続き1位で23・9%(1・4ポイント増)。ビザ緩和やLCC増便、京都人気の高まりのほか、「米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備で同国への渡航者が減ったことも影響した」(同協会)。2位は台湾で18・0%(2・3ポイント減)、3位は米国の12・5%。4位は韓国の5・0%(1・4ポイント増)で、伸び率が最大だった。

客室稼働率は88・8%(0・1ポイント減)と高水準を維持。京都観光では最も閑散期の1月でも75・7%(4・3ポイント増)となり、春秋の繁忙期との差が縮小した。昨年は中華圏の旧正月「春節」の連休が1月に始まったことも、稼働率の上昇につながった。

同協会は「外国人客の増加が客室単価を上昇させ、観光産業の成長をけん引している。ホテルの新設も増えているが、値下げ競争に陥らず、収益率の向上を図ってもらいたい」としている。

 

 

注目すべきは点は

京都は『一年中が観光シーズン』になってきた事です。

 

客室稼働率は88・8%(0・1ポイント減)と高水準を維持。

京都観光では最も閑散期の1月でも75・7%(4・3ポイント増)となり、春秋の繁忙期との差が縮小した。

 

 

中面記事。

 

京のホテル業界
客室収益の伸び鈍化
単価抑え稼働率重視へ戦略転換
日本人客確保にも力

 

 

ロイヤルパークホテル ザ 京都(中京区)は繁華街の河原町三条に位置し、外国人客が約6~7割を占める。近年は客室単価が上昇してきたが、17年は落ち着いた。近隣に競合ホテルが増えているため、

 

 

 

 

 

京都ブライトンホテル(上京区)は、外国人客が年々上昇して現在は3割程度占めるが、「日本人の富裕層が安定して泊まれるよう、外国人客はこの水準にとどめたい」

 

 

 

 

 

リーガロイヤルホテル京都(下京区)も、本年度の客室稼働率が約9割、外国人客は3〜4割で、「繁忙期の単価は高いままだが、(全体では)稼働率を上げる流れにある」

 

 

 

 

京都ホテルオークラ(中京区)も、外国人観光客を現在の3割程度に維持しながら、地政学的リスクを避けるために多方面の国からの集客を目指すという。

 

 

 

その半面、京都のRevPAR(客室収益指数)はニューヨークやシンガポール、香港より低いため「京都の宿泊料金は世界的にはまだまだ安く、引き上げる余地がある」とみる関係者もいる。

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