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『清水寺』への動線、五条坂沿いの旧府立陶工職業訓練校(元東山技能センター)跡地と隣接のJR西日本の土地を合わせて売却。レーベン清水五条、レーサム他

京都新聞記事2023.7.14

私が以前から気になっていた清水寺への動線上の土地が京都新聞に掲載されていました。

京都新聞2023.7.14 (記事/柿木拓洋)

五条坂沿いの土地
府・JR西売却
伝統産業振興条件「公募型」で

京都府は13日、京都市東山区の五条坂沿いにある旧府立陶工職業訓練校(元東山技能センター)跡地と、隣接するJR西日本の保養所敷地を合わせて売却する計画を発表した。京都の伝統産業振興に関わる活用を取得後10年続けることが売却の条件で、民間事業者に活用のアイデアを募る「公募型プロポーザル」を実施する。

売却するのは同訓練校と保養所の土地計1940㎡。取得者には既存の両建物を解体し、施設の新築を求める。最低売却価格は29億8000万延。14日に公募を開始し、11月に売却先を決定する。

(記事/田代真也)

土地は伝統産業関係者にとって「歴史ある土地」で、周辺には工房も多い。売却を競争入札ではなく。公募型プロポーザルとしたのは伝統産業の振興に貢献するか、事業者の計画を見定めるためだ。ホテルやギャラリー、商店など幅広い用途の活用を認めるといい、府の担当者は「民間の知恵で良い提案を期待したい」と話す。

京都新聞2023.7.14 (記事/柿木拓洋)

その「五条坂」現地へ

川端五条。

東南角にあった『大きいサイズの服メンズ専門店 GRAND-BACKグランバック』はもうありません。

ホテルが2棟新築されました。

奥のホテルは「ヒルトン」にリブランドされました。元々は「ホテルセンレン京都東山清水」としてコロナ禍の2021年3月1日に開業していました。

「ダブルツリーbyヒルトン京都東山」として2023年8月8日開業します。

7階建・158室・定員364人

京都にこれでヒルトンブランドは4軒目となります。

2021年9月に開業した「ロク キョウト エルエックスアール ホテルズアンドリゾーツ」、2022年11月開業した「ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸」、2024年開業予定の「ヒルトン京都」

さらに五条通を清水寺の方向(東)へ進むと

五条通沿い、北側にバリケードが現れます。

(仮称)レーベン清水五条/MIRATHホールディングス

・7階建・64戸

建築主のMIRATHホールディングスは2022年10月「タカラレーベン」から社名変更しました。

工事施工者はメルディアDCです。

清水寺への動線というホテル立地でしたがコロナ禍が影響したのか新築分譲マンション計画となりました。

新築分譲マンション建設予定地

38.01㎡〜115.58㎡・全21タイプ

セブンイレブン隣接地です。

より詳しく『レーベン清水五条/MIRATHホールディングス』を知りたい方はこちらから

さらに東へ進むと、山科方面へ分岐する場所に歩道橋が見えてきます。

歩道橋のある五条通南側にバリケードが見えました。

複数の建物が解体され、一つの更地になりました。

ホテル計画なんでしょうか? 標識はまだ何も設置されていませんね。

清水寺への動線となると五条通の北側(先程のレーベン清水五条側)の方が立地が良いように思えます。

五条通の北側に戻りまして『第一リアルター』のホテル計画地。

こちらも施工は『メルディアDC』。現在、京都のホテル・マンションの施工をかなりやっている会社です。

さらに東には野村不動産が開発したホテル

『ノーガホテル 清水 京都』2022年4月1日(金)開業しました。

1階にはベーカリーカフェがあります。

若宮八幡宮社を越え

世界遺産「清水寺」に近づいてきました。

東大路通との交差点『東山五条』

交差点の南側には仏教寺院「大谷本廟」

「東山五条」の交差点北西のパーキングにはコロナ前、ホテル計画の標識が掲示されていました。

コロナで計画が頓挫しましたが、アフターコロナの今、新たな計画はあるのでしょうか?

では五条坂を進みます。

レンタル着物屋が両サイドに。五条坂を上ります。

以前から気になっていた建物。

パーキングの奥に建つ廃墟感ある建物はいったい何なのか?

観光地「東山」にふさわしくないオーラを放っていた建物。

こちらが今回隣接地と共に売却される旧府立陶工職業訓練校(元東山技能センター)跡地です。950㎡の変形地。

学校が35年前に廃止されてからは府の倉庫として使われていたそうです。

裏には民家が建ち並んでいます。

隣接地は一般住宅を挟んで東側に

JR西日本の保養所。奥に建物が隠れています。約988㎡の土地。こちらの敷地と合わせて売却されます。

最低売却価格約30億円。清水寺への激アツ動線、どんな活用がなされるのでしょう?

五条坂挟んで向かい側には『シャトー清水』。

1971年竣工。築52年ですが、3000万円台後半・4000万円台で「売物件」が現在出ていますね。

良く言えば「ヴィンテージ感」があるマンションです。

五条坂と茶碗坂の分岐点。

茶碗坂に入ります。

利き酒処 336

クラフトビールや地酒が気軽に飲めます。

コンビニ→ドラッグストア→コロナ禍「テナント募集中」だったテナントは

レンタル着物屋さんになりました。

そして、

真夏の清水寺

清水寺への動線。

五条坂、清水寺への動線上には新たなお店ができていました。食べ歩き系のお店です。

清水坂(松原通)には

清水小学校跡地に建設された『ザ・ホテル青龍 京都清水』。そこから清水寺へ向かう動線上に

バリケードが。

「レーサム」の名前が。

隣接して『LIBERTÉ PÂTISSERIE BOULANGERIE 京都清水店(リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー 京都清水店)』。こちらを仕掛けているのもレーサムですね。

産寧坂へ。

コロナ禍、驚異的な出店攻勢で産寧坂にも進出した「雲ノ茶」

以前は行列の賑わいでしたが本日は落ち着いた店内です。

コロナ禍を超え、ますます盛り上がりそうな京都東山エリアです。

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