京都新聞記事(2018.5.9)
鴨川浸水 最大7メートル超
府、豪雨想定で51河川被害区域図
桂川合流地点
範囲が拡大、最長5日間
京都府は8日、京都市内を流れる鴨川など府管理の51河川について、千年に1回程度の豪雨を想定した浸水区域図をまとめた。鴨川では南区の桂川合流地点付近で浸水の深さが最大約7・7メートルと2階建て家屋を超え、浸水は最長5日間続くとしている。結果を基に、各市町にハザードマップの更新を求める。
豪雨災害が相次いだことから2015年に改正された水防法に基づき、河川ごとに想定される最大規模の降雨による浸水区域図を新たに策定しなければならない。府は、想定の見直しが必要な河川を含め全377河川を対象に、22年度までに作成、更新する方針。作業完了分の公表は初めて。
16年ぶりに更新した鴨川・高野川は、24時間雨量を736ミリと設定し、前回想定(2000年東海豪雨規模)から約200ミリ増やした。詳細な地形のデータを使い、25メートル四方の単位で試算した結果、浸水被害を受けるのは京都市や下流の八幡市、久御山町に広がった。
最大浸水深が7・67メートルと予想される京都市南区上鳥羽地域周辺では被害範囲が前回想定よりも広がった。市内では、下京区で最大浸水深が前回想定の1・92メートルから今回は6・04メートルになった。
初めて算出した浸水継続時間は、南区と伏見区で最長110時間となった。氾濫で家屋倒壊の危険がある区域は市内で7平方キロに及び、左京区が4・7平方キロを占めた。
51河川の浸水区域図は15日から府のホームページで公開する。
家屋倒壊区域を初明示
府内51河川 浸水被害図
「千年に一度」想定
水害対策急務
こういう話題が取り上げられると
不動産においては
『鴨川沿いは希少でプレミアムなロケーション!!』
なんて言葉も色褪せてきますね。
鴨川が氾濫することなんて
ありえるのでしょうか??
(過去にはあったようですが、1935年の鴨川大洪水)
ただ最近の豪雨は凄まじいので
『1000年に一度』なんて言葉も
現実味をおびてきます。
鴨川では南区の桂川合流地点付近で浸水の深さが最大約7・7メートルと2階建て家屋を超え、浸水は最長5日間続くとしている。
桂川合流地点
このあたりでしょうか?
もう少し南に下がると
桂川の看板が。
合流地点がよくわかりません。。。
橋の柱に
「危険水位」と
「警戒水位」のラインが見えます。
5m超が危険水位のようです。
となると
「1000年に一度の7m」が来れば橋は浸かりそうですね。
防波堤はギリ越えなさそうな
高さに見えますが。。どうなんでしょう。
最近のゲリラ豪雨はスゴいですから
油断はできません。
水位に全く関係ありませんが
最高のサイクリングコースですね。
このまま嵐山まで走って行きたいです。
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最近は嵐山が浸かってしまったり、台風の度に鴨川の遊歩道が消えたりしていますから最悪の事態が起きても不思議ではありませんね。それでもやはり鴨川ブランド強しでしょうか。
祖父が子供の頃には、今の二条大橋北の飛び石があるところに夷川橋がかかっていたそうで、1935年の水害のときに流されてしまい、二条大橋に近かったため結局再建されなかったそうです。その後、戦後になって御池大橋がかけられました。
いつも余談ばかりですいません…。
『京都は守られている』
『鴨川は氾濫しない』
大戦をくぐり抜け
大きな災害もない京都では
そんな言葉をよく聞きます。
「鴨川が氾濫した時はいさぎよく諦める」
なんて方もいます。
鴨川沿いは高額なため
セカンド住まいの方も多いので
『より鴨川強し』かもしれませんね。
二条大橋北の飛び石・・・リッツの前あたりですね。
確かに橋が近すぎます。。
京都の話・余談 ドシドシ教えてください!!
ありがとうございます!!