3/31の日本経済新聞記事。
時価総額
関西17年度18%増
京都首位、33%増
電子部品好調、裾野広く
関西企業の株式時価総額が拡大している。
30日に2府4県の上場企業の時価総額を調べたところ、
京都企業の合計は2017年度に33%増えた。
任天堂や電子部品各社がけん引し、伸び率は首位だった。
兵庫も医療関連を中心に20%増えた。
成長期待の証しともいえ、雇用などを通じ地域経済の活性化につながる可能性がある。
関西全体では18%増の97兆3305億円。
うち大阪が63兆3424億円と最大で、
京都の24兆4320億円が続く。
京都は家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」がヒットした任天堂に加え、車載や家電向けのモーターが好調な日本電産などに投資マネーが流入。市場では「京都銘柄」として話題になった。
裾野も広がっている。
液晶表示装置向けフォトマスクを手掛けるエスケーエレクトロニクスはスマートフォン関連需要など収益が増え、時価総額は約2.2倍になった。
日東精工は自動車向け精密ねじなどの伸びが好感され、約1.5倍に増えた。
中小型株の底上げも加わり
京都は1社平均の時価総額が3817億円と関西で断トツだ。
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