京都駅
京都駅ビル。
静まり返った京都駅が終わりました。
京都中央郵便局が複合ビルに
駅前の京都中央郵便局が14階建・地下4階建の複合ビルに立て替えられます。高さは京都駅ビルと同じ約60m。『都市再生特別地区』として市が決定すれば高さ規制31メートル超えて建築できます。2029年度完了予定で1・2階商業施設、3〜10階オフィス、11階〜14階にはホテルが入る予定です。
タイの高級ホテル『デュシタニ京都』/(元)植柳小学校跡地再開発
まだまだラグジュアリーホテルが足りない京都。西本願寺前ではタイの高級ホテル『デュシタニ京都』が建設中です。堀川通沿いの西本願寺。
オリエンタルな門前通。
(元)植柳小学校跡地再開発になります。ここに『デュシタニ京都』が建設されます。開発は安田不動産(東京)。2023年8月下旬開業予定です。
147室で4階建/地下2階。
デュシ・タニ(Dusit Thani)の語源ですが、「天国」を意味するデュシット(Dusit )に、「街」を意味するタニ(Thani)と合わせて、デュシ・タニ(天国の街)とした造語との事です。
西洞院通側から見ると観光地感ゼロです。
この道をまっすぐ西へ進めば西本願寺。
(旧)武富士の土地は
京都タワーを望む京都駅前東の一等地、長年塩漬けされてインバウンドでやっと商品化された(旧)武富士の土地。『地面地への注意喚起看板』がなくなっています。呪いが解けたという事でしょうか?
「地面師に気をつけなはれ」看板がなくなりました。あらゆる呪縛が解かれたのかもしれません。
ガレージの南部分はどこか外資を感じさせるホテルが完成しています。
日本的で無いような感じがするのは私だけでしょうか。
ALA HOTEL KYOTO
新築分譲マンション計画が2棟、東九条材木町に
その(旧)武富士の土地の東、同じく七場通沿い材木町、新築分譲マンション計画が2棟並んでいます。
こちらは大和ハウス工業。
・10階建・総46戸
こちらはラ・アトレ。
・11階建・総41戸
コロナ禍でホテル開発からマンション開発へシフトしています。近くに、高倉通沿いにホテル開発地がありましたが標識が無くなり更地のままでした。
『京都市立芸術大学』移転地の「崇仁地区」
京都駅東、七条通の一本南塩小路通沿いに日本最古の芸術系大学『京都市立芸術大学』移転地です。
「塩小路高倉」の交差点からのアングルです。
2023(令和5)年10月の開校です。
建設地の西側、高倉通にあまりにも有名なラーメン店。
第一旭と新福菜館。
今後この行列に芸大生と訪日旅行者が加わります。ますます行列が伸びていきそうで地元民は寄り付かなくなりそうです。
その『京都市立芸術大学』移転地から塩小路通を東へ進めば『京都市立銅駝美術工芸高等学校』移転地です。来年4月には「京都市立美術工芸高等学校」と校名を改称してスタートします。
大学・高校移転地の崇仁地区には至る所に更地が見受けられます。
以前は不法投棄されたベンツが長年高瀬川沿いに放置されていましたが、もう無くなっていました。京都タワーはすぐそこに見えているのに、心理的距離がかなりありました。
八条通の『ホテルセントノーム京都』跡地はジェイアール東海不動産が取得
京都駅の南側に回ります。
インバウンド時、ホテルの開発ラッシュとなった八条通。
「変なホテル」と「ダイワロイネットホテル」の間にあった『ホテルセントノーム京都』。京都府市町村職員共済組合が運営していましたが2021年9月30日で営業終了となりました。
以前は「東急リバブル」の管理地看板でしたが現在は「ジェイアール東海不動産」の名前に変わっています。
「ホテル事業を含め、活用に向けたさまざまな選択肢を検討したい」との事です。
向かい側、八条通沿い北側にあるこちらの閉鎖された市営住宅跡地はどうなるのでしょう?
東九条エリアはアートな街に
インバウンドで燃え上がった東九条、河原町通沿いに建てられたホテル達。
楽天ホテル
クリスタルホテル。
河原町通、パチンコ店「玉ちゃん倶楽部」の南
河原町通沿い、コロナ禍の2020年10月開業でほぼ稼働してないように思えるまだ新しいホテルの看板が交換されようとしています。『hotel MONday Premium 京都駅東九条』
ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツにより「チサン プレミアム 京都九条」にリブランドされ今秋に開業のようです。
河原町通を挟んで東側にはリサイクルの会社があります。
そのリサイクル会社の東側に
草がボウボウで手入れされていない誰も遊んでいない公園があります。『南岩本公園』
隣接してフェンスに囲まれた、こちらも草ボウボウの敷地があります。
『南岩本公園再整備事業』の契約候補事業者にPARK E9 KYOTO。
京都市が京都駅東南部エリアで取り組んでいる「文化芸術」という新たな視点を取り入れることにより「若者」を中心とした新たな人の流れを生み出すとともに、地域の歴史を継承し多文化共生のまちづくりに沿った提案です。
設置物より
代表構成団体は一般社団法人アーツシード京都。
アーツシード京都は2019年夏に劇場『THEATRE E9 KYOTO』を開館させました。
「東九条」を大きく変えるキーとなる団体です。
公園と隣接するこの敷地にアートスタジオ,ベーカリーカフェ,売店,イベントスペース等を含めた複合施設が計画されています。
公園の東側には『東九条マダンセンター』
“マダン”とは“広場”の意味です。「東九条で、韓国・朝鮮人と日本人がひとつのマダンに集い一つになって、みんなのまつりを実現したい」--このような思いをこめて名付けられました。
https://www.h-madang.com/東九条マダンとは
世界的なクリエーター集団「チームラボ」によるミュージアムを含む複合文化施設
PARK E9 KYOTOの北。フェンスに標識が設置されています。
・南区東九条東岩本町19-1 21-5 25-21
・土地5094㎡(1540坪)
・美術館・遊技場
・5階建地下1階
・開発事業者/京都駅東南部エリアプロジェクト有限責任事業組合/代表 チームラボ(株)
南側の約5,100㎡にチームラボの作品を展示するミュージアムや、巨大なアートの中で楽しめるカフェも併設予定です。京都タワーがビルの影に見えます。
北側の約1,500㎡には、世界的な現代アート団体「スーパーブルー」の展示施設をはじめ、京都の学生や地域住民が利用できるアートギャラリーや市民ギャラリーを整備していくという。
写真では左側。
チームラボの敷地の南側、砂利のガレージには以前より宿泊施設の標識が設置されています。
着工予定2020年9月30日
営業開始予定2021年10月15日。
まだ砂利のガレージのままです。
高瀬マーケット
周辺にはまだまだフェンスに囲まれた敷地があります。
廃墟の高瀬マーケットの前にも広大な敷地があります。
ここからも京都タワーが見えます。
この高瀬マーケットの裏には
隠れるように韓国料理 焼肉「ハルバン」。
一度行ってみたいものです。
JR四国の宿泊施設はどうなった?
周辺には放置自動車。
地元住民から苦情が出ているとの貼り紙が。
パッチギの舞台になった東山橋。
そこから南に、JR四国がインバウンド時に新築取得した宿泊施設「4S STAY 京都九条」
旅館業の計画の概要と共に「売物件」の看板が設置されています。 JR四国はまだ保有しているのでしょうか?
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