京都駅周辺が。若きアーティストが集まる流行の発信地『NYブルックリン』やベンチャー企業が集まる『シリコンバレー』のような起業家の街に、なる日。

京都新聞2023.2.7(小野俊介)

京都市立芸大 移転地の隣接の市有地
「文化芸術都市」象徴に
市が活用方針
民間貸し付け、減免措置も

京都市は、市立芸大の移転予定地に隣接する京都駅近くの市営住宅跡地4000㎡(下京区)の活用方法をまとめた。

市が1月にまとめた活用方針では、文化が経済価値を生みだし、経済が文化を支える好循環を創出することを必須条件とした。さらに若い世代に選ばれる千年都市▷持続可能性を追求する環境・グローバル都市▷「知」が集うオープン・イノベーション都市▷伝統と先端が融合するデジタル創造都市 一つ以上を選択し、その実現につながる具体的な提案を求める。

貸付期間は30年〜60年の範囲内で、最低貸付料は年間2470万円(昨年12月1日時点の不動産鑑定評価額)で、減免措置を認めた事業者には最大で半額を貸し付ける。3月ごろに公募を開始し、今夏に選定委員会で事業者を決定する。

3月には文化庁が京都に移転し、市は京都駅東南部の南区東九条地区を含めたエリアを文化芸術の発信地としたい考えで、「京都から全国・世界に発信できる新たな拠点にしたい」(プロジェクト推進室)としている。

京都駅前

駅ビルの西側に見える京都中央郵便局はオフィスとホテルを含む高さ60mの高層複合ビルに建て替えられます。

駅ビル東側には閉鎖が続いていたダイコクドラッグの久しぶりの新規開業です。

北側には2022年9月末に閉鎖したメルパルク京都

バリケードで閉鎖されたままです。特に動きはありません。

事業主は日本郵政不動産です。

そして塩小路通を東へ。レ・コネクションが運営する『紡 cafe』を越えると

「高倉塩小路」交差点、建設中の京都市立芸術大学。全面移転は2023年10月1日です。

高倉通沿いには

通称「たかばし」。今日も行列の第一旭新福菜館

不動の人気です。

そして京都市立芸術大学建設地の北側に、

これが京都市が新たな『文化芸術の拠点』として民間企業へ貸し付ける市営住宅跡地4000㎡です。

隣は線路で新幹線が通り過ぎて行きました。

「文化芸術都市のシンボルゾーン」となりえる活用案が生まれてくるのでしょうか。NYのブルックリンのような流行発信スポットとなるのでしょうか。

ラーメンの「たかばし」からアートな「たかばし」になる日が来るのでしょうか?

大学移転地の北には久しぶりの新築分譲マンション計画地。

より詳しく『ユニハイム京都七条通り』を知りたい方はこちらから

京都新聞2023.2.5(高山浩輔)

「副都心」実現へ規制緩和
「らくなん進都」25年 京都市企業誘致強化
建物の容積率拡大/国施設の移転要望

らくなん進都・オフィスラボ誘導エリア

産業拠点に発展させる計画を打ち出してから25年が経過したが、期待された市中心部に次ぐ「副都心」にはなりきれておらず、建物の容積率を1000%まで認めるなど起爆剤を投じる方針だ。

らくなん新都は京都駅南方の油小路通沿道を中心に、十条通や国道1号、宇治川などに囲まれた南区と伏見区の約610ha。市は1998年「高度集積地区」として企業本社や研究開発拠点を誘致する計画を策定し、09年らくなん新都と名称を改めた。高速道路インターチェンジ(IC)へのアクセスが良い上、市内では珍しく建物の高さ制限がなく、進出企業への補助など優遇措置を続けてきた。

地区北側の約210haを「オフィスラボ誘導エリア」と定め、広場の整備など条件付きで現在400%の容積率を最大1000%まで引き上げる。大規模テナントビルなどの建設に対する補助制度も新年度から始める方針だ。

ただ、進出を希望する企業が増えても大きな壁が残る。

まどまった土地の不足だ。

そんな中、市が期待を寄せるのは国有地。第二京阪道路上鳥羽ICに近く、誘導エリアに位置する京都拘置所( 27,000㎡)と京都運輸支局(20,000㎡)は「大変可能性のある土地で何らかの有効活用をしたい」(市総合企画局) 16年から移転などの検討を法務省や国交省に要望している。

しかし、国に要望してきた京都刑務所(山科区)移転も代替地の確保の難しさなどから具体的な進渉はなく、実現のハードルは高い。

『京都刑務所の移転』に関して代替地が見つかった噂を聞きましたが

具体的な進捗はないようですね。がっかり。山科椥辻が化ける日はまだ先ですね。

京都駅の南側、八条通。

駅東、コロナ前、ホテルが軒並み新築された八条通沿い。

その中で1995年から営業していた京都府市町村職員共済組合運営する「ホテルセントノーム京都」が2021年9月に閉館しました。

ジェイアール東海不動産が取得し、新たなホテルを計画しているようです。

さらに八条通を東へ。「河原町八条」の東側、更地が両サイドに広がるエリアに

南側(右側)の更地のフェンスに

「(仮称)チームラボのミュージアム京都新築工事の建築計画の概要」標識が設置されています。

住所は京都市南区東九条東岩本町、敷地面積5093.49㎡(1540坪) で5階建です。完了予定が令和6年10月31日になっています。

アートミュージアム、市民ギャラリー、カフェ等、地域と世界をつなぐ複合文化施設を計画されています。

※イメージ画像

『東九条』がアートの最先端、流行発信地になるかもしれません。

さらに須原通を南へ進むとバリケードに囲まれた南岩本公園。3年前に「シアターE9KYOTO」をオープンした「アーツシード京都」が再整備事業で『パークE9KYOTO』としてアートスタジオやイベントスペースなどの複合施設を計画中です。令和7年(2025年)に開園予定。

イメージ画像

京都駅前に戻りまして、竹田街道八条を南へ。竹田街道沿い東側の京都市上下水道局が解体されました。

更地になりました。

南側の「山王小学校」跡地と共に、北陸新幹線の新駅が噂されていますが、真相はいかに?

高さ規制が緩和される京都駅南エリア。写真は烏丸通。

敷地(500㎡以上)が幹線道路(油小路通・烏丸通・竹田街道・河原町通・九条通)に6m以上接する●(A) 事務所又は研究施設 ●(B)Aに利便施設等(店舗、飲食店、保育所、共同住宅等)を併設した建築物(Aの用途に供する部分の床面積の合計は全床面積の2分の1以上であること。また、共同住宅を併設する 場合、その用途に供する部分の床面積は全床面積の3分の1以下であること。)は高さ制限が緩和されます

京都市HPより

「九条油小路」の交差点にバリケード。

パナソニックは何を始めようとしているのでしょうか。

北にはイオンモールKYOTOが見えます。

広大な敷地です。

西を見れば東寺が見えます。

「十条油小路」交差点には世界のNintendo

京都には世界の名だたる企業があります。

余談ですがこのNintendoの東側に『プレサンスコーポレーション』のマンション計画地があります。

(仮称)プレサンス東九条南河辺町計画

オーナーズマンション(投資用)だと思われます。117戸。この「東九条」界隈でプレサンスコーポレーションのマンション計画地(投資用)を以前よく見かけました。

Nintendoの向かい十条通沿いには更地が。村田興産の「管理物件」看板が見えます。

こちらにも

十条通沿い、さらに東には「松原興産」の更地が。

「十条新町」のところです。長らく更地のままです。

十条通沿い、逆に1号線近くには建設中の「京都プラザホテル」。 十条通ぐらいになるとホテル立地と思えないので「ホテル」ができると驚きます。

そして、ここからが今日の本題。世界のNintendoから南側が「らくなん新都」でオフィスラボ誘導エリアとなります。

写真は油小路通。

鳥羽ICです。

この辺りはリサイクルの工場のイメージがあります。

個室ビデオが目立っています。

この上鳥羽駅界隈、

まとまった土地として期待される国有地の

『京都拘置所』『京都運輸支局』の位置はこちらです。

こちらが京都拘置所

こんな所にあるなんて知りませんでした。

その東側に、『近畿運輸局 京都運輸支局』があります。

さらに油小路通を南下すると、かに道楽の向こうに見える背の高いビル、

京セラ本社です。

この畑からのアングルが南部エリアを物語っています。

京セラ本社ビルの隣には

稲盛さんと初めてお会いしました。

生かされていることに感謝する。

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