京都御苑
中立売御門
大文字が見えます。
中立売御門の西
門のすぐ前には
2004年建築・積水ハウスの分譲マンション
グランドメゾン京都御所西
売物件がsuumoに掲載されています。 ※2021.1.16時点の情報です
・価格1億8000万円・専面135.23㎡(40.90坪)
坪440万円 1㎡=133万円
富裕層・セカンドハウス向けでしょう、
海外の方にもこの立地はアピールできるのでしょうかね？
中立売通の一本北には
とらや
御所西にふさわしいゆったりとした店構え。
一条通と室町通の角には
190年ほどの歴史がある
本田味噌
店構えが素晴らしいです。
とらや、本田味噌の前に建つ
白い外観のマンションは
日興御所前スカイマンション
1976年建築のビンテージマンション
現在、『売物件』は確認できていません。
外観は劣化進んでそうですが、白い外観・南国風な植栽でリゾート感も感じさせ新築当初はかなりカッコ良かったと思われます。
御所まで徒歩1分、地下鉄駅歩6分、利便性良く築44年ですが今だにそこそこ良い価格で取引されています。
こういう古い物件を自分の想い通りにリノベーションしたいというニーズもありそうに思えます。
そして
御所西エリアで現在販売中の新築分譲マンションといえば
イーグルコート御所西
新築販売価格6670万円〜
専面64.02㎡(19.36坪)
1坪344万円 1㎡=104万円
この価格、ダイマルヤが現在四条通油小路で分譲している
四条烏丸西に位置するイーグルコート四条烏丸WESTより高いのです。
新築販売価格5730万円〜
専有面積64.27㎡(19.60坪)
坪292万円 1㎡=89万円
より都会で便利な四条通のほうが高そうに思えるのですが。
四条烏丸西、四条通沿い。
イーグルコート御所西のチラシには
10年連続 住宅地NO.1
国土交通省が毎年発表する基準地価の価格が、10年連続第1位のエリアです。
※参照2020年9月30日 京都新聞記事より引用
京都府の価格1位は上京区・御所西です。
御所西エリアは上京区になります
御所の向かいにある
護王神社
文化庁の移転先は御所西エリアの京都府庁隣に移転です。
昭和3年に建設された旧京都府警察本部本館／文化庁移転先です。
何故、住宅地No.1は『御所南でなく御所西』なのでしょうか？
(基準地価の計測地点の問題なのでしょうか? 御所南は住宅地でない認識なのでしょうか)
御所南の堺町御門。
御所南エリアのこれから販売される新築分譲マンションの価格が御所西エリアの新築分譲マンションと比べてどうなのかが非常に興味深い所です。
シャリエ御所南柳馬場二条
2021年2月下旬販売開始です。
パラドール烏丸御所南グランデ
2021年3月下旬販売開始です。
圧倒的なブランド力を誇る御所南小学校ブランド。
御所南ブランドに対しての
御所西ブランド
冒頭に紹介したグランドメゾンのような京都御苑に近い、室町通周辺までの富裕層にセカンド的な人気もある『御所西ブランド』と
評判も悪くない新町小学校があり、住むためのエリア=地元の実需としての『御所西ブランド』という側面もあり、さらに人気がでるのでしょう。
普通の学校のような印象ですが評判の良さはどこからくるのでしょう。
下立売通のBrillia(ブリリア)御所西はセカンド寄りな富裕層な感じがしますね。
専面68.93㎡(21.02坪)・5930万円で販売されています。※2021年1月16日時点suumo参照
1坪282万円 1㎡=86万円
土地価格が高く実需とセカンドハウス的な2つの側面もあるイーグルコート御所西の価格が高くなるのも納得です。
そして
白峯神宮を北へ
同じ上京区、新町小学校区ではなく室町小学校区で『御所』がつく新築分譲マンション
ライオンズ京都小川御所
御所からはかなり西、
裏千家と表千家のあまりにも京都的な通りがすぐ北にあります。
本日時点での分譲概要を見ると
専面60.55m²（18.31坪）～88.86m²（26.88坪）
販売価格7,500万円（1戸）～9,900万円（1戸）
坪409万円 1㎡=123万円
坪368万円 1㎡=111万円
これだけ御所から西の立地でもこの価格です。
イーグルコート御所西より高いのです。
ライオンズマンションのすぐ南には
こちらは新町小学校区の分譲マンション2015年建築
ルーシア今出川油小路
こちらは今では京阪グループの一員になったゼロコーポレーションが分譲したマンションでした。『ルーシアシリーズ』の展開はもうないでのしょうかね。
こちらのマンションは現在『売物件』があります。 ※2021年1月16日suumo参照
専面70.82㎡(21.42坪)5280万円
坪246万円 1㎡=74万円
最後に各マンションを地図に落としてみます。全体の距離感のご参考まで。
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