京都市の都市計画が見直されます!!京都駅の南部〜近鉄上鳥羽口駅周辺がビジネスの拠点となるか!!

京都市「都市計画の見直し」

KYOTO市民しんぶん(京都市広報誌) 2023.5.1発行

デザインが一新された市民新聞。今月の特集は「都市計画の見直し」

住宅価格の高騰やオフィス不足による企業・人材流出が長年の課題の京都市でしたが、その解決の第一歩として「都市計画の見直し」です。

京都新聞でもよく取り上げられていますが、中心部の不動産は高騰し、子育て世帯が京都市から流出など、庶民には住みにくい富裕層の街となりつつある「京都」。またホテル・マンション開発ばかりで中心部はオフィス不足、その一方で優秀な人材を獲得するために京都にオフィスを新たに開設するITベンチャー増えているとも聞きます。

少子高齢化による人材採用競争は激化する中、「京都」が新たなビジネス集積地となるか注目を集めています。

企業が京都へオフィスを構える一連の動きはコロナ以前から見られた。当時はLINEやSansan、パナソニックなどの大手企業が中心。一方、最近ではITベンチャーの京都進出が目立っている。

ITベンチャーが京都に目を向けるようになったのは大きく3つの理由(①人材採用、②産官学連携、③京都ブランド)が挙げられるが、岡田氏によると「中でも 補助金制度を活用したほぼすべての企業が『人材採用の優位性』を進出理由に挙げている 」という。

日本商工会議所が全国の中小企業6,007社を対象に実施した「人手不足の状況および新卒採用・インターンシップの実施状況」(2022年9月28日発表)によると「 人手が不足している」と回答した企業割合は64.9% となり、過去最高を記録した2019年調査(66.4%)に迫るなど、中小・ベンチャー企業の人材採用難は深刻だ。加えて、東京は豊富な人材層を抱えながらも、圧倒的な知名度を誇る国内大手企業や外資系企業も多く、人材獲得競争が激化している。

そうしたなか、ITベンチャーが目を付けたのが全国屈指の大学・学生数を誇る京都市だ。市内には37の四年制大学・短期大学が存在し、大学生数は約15万人。学生数・大学数において東京都区部に次いで全国2位、人口割合でみると全国1位となる。さらに理工系、芸術系(クリエイティブ系)まで幅広く網羅しており、多様な人材層を獲得できる素地がある。

「首都圏から京都へ拠点進出した企業が京都拠点で数名程度のインターンを募集したところ、10倍以上の応募があったと聞く。京都へ進出した企業が人材採用面では『ブルーオーシャン』と評価してくれる」(岡田氏)


参照JLL

また、世界的な知名度を誇る京都ブランドは外国人材をも惹きつけて、外国人を採用する上でも京都にオフィスがあることは一定以上の強みになるようだ。

参照JLL

大学集積地である京都市へオフィスを開設するメリットは新卒人材の採用だけにとどまらない。研究者などの大学教員だけでも約2万人を抱え、これまで大学と企業が共同研究を積み重ねてきた実績も豊富。さらに京都府・市が運営する産業支援機関や「京都リサーチパーク」に代表されるインキュベーション機能が充実しており、企業にとっては産学公連携が進めやすい環境が整備されている。

参照JLL

また、歴史や文化、そして伝統工芸から最先端の電子機器まで、多種多様なモノづくり企業の集積地といった「京都ブランド」とのコラボレーションに期待を寄せる企業も見られる。例えば、3人制プロバスケットボールチームを立ち上げたITベンチャー、京町家をスタジオとしてアニメーション制作を手掛けるクリエイティブ企業などが存在する。「外国の取引先を自国に招待する際、京都の知名度で興味をひきやすい」との声もある。

参照JLL

学生数・大学数は京都は東京に次いで第2位。世界的な企業「任天堂」や「日本電産」「京セラ」など本社を置いています。世界の優秀な人材を惹きつける事ができる歴史ある「京都ブランド」。企業にとっては「産学公連携」が進めやすい環境が整備されています。

にも関わらず、いまだ観光地的なイメージが強く、若手起業家、ITベンチャーが続々と出てくるようなシリコンバレー的な雰囲気はまだ街にはないように思います。

関連記事はこちらをご参照ください。

みんなが暮らしやすいまちへ 都市計画を見直します

市民しんぶんより

(1)働く場所をつくる
(2)住む場所をつくる
(3)隣接する市町と一体的なまちをつくる

市民しんぶんより

こうしたことを実現するため、事業者がオフィスや住宅などを計画しやすくなるよう、建物の高さ制限や容積率の見直しを実施。

市民しんぶんより

(1)働く場所をつくる

京都駅南部

商業地域を拡大し、建物の容積率を引き上げ(200%〜400%→600%)。また、建物の高さについては、オフィスビルや研究施設に限り、10階建て程度( 20・25m→31m)まで建てられるように。

京都市は企業誘致を進めるプロジェクト「京都サウスプロジェクト」を立ち上げました。オフィスビルの高さや容積率の規制緩和と共に、オフィスビルやラボが入居する施設を新増設する事業者や、本社や工場を新たに設ける企業に最大1億円を補助します。

京都駅南側、八条口、ホテル開発が落ち着き八条通沿いは事務所ビルの標識が多くみられます。

駅南の八条通沿いにはバリケードが何箇所か見られますがホテルの標識はありません。(現地撮影2023.5.7)

「カラオケJB」跡地はホテルではなく『店舗』が計画されています。

「テナント募集中」

しかし、なかなか着工しません。完了予定年月が過ぎています。何か様子を見ているのでしょうか?

隣の「ホテル京阪京都駅南」は元々はパチンコ店でした。

駅南側のパチンコ店は壊滅しました。アバンティの向かいにもパチンコ店ありましたが、今はホテルです。

京都市HPのこのイメージ図はどの辺りのイメージなんでしょう?角地ですね。

九条油小路通の『パナソニック』の広大な敷地。角地です。

一体、何が始まろうというのでしょう?

京都タワーとイオン京都が見えます。(現地撮影2023.5.2)

らくなん進都(近鉄上鳥羽口駅周辺)

広場やイベントスペースなどを設けた建物お容積率を引き上げ(400%→600・800・1000%)。大規模で開放的なオフィスビルや研究施設などが建てられるように。

十条油小路には世界の「Nintendo」があります。

しかし、この南北に伸びる油小路通。工業地域的な匂いがして世界の最先端の感じはありません。

こんな未来が待っているのでしょうか?

近鉄「上鳥羽口」駅。交通量の多い油小路通と久世橋通。

私のいきつけの車の整備工場がこの辺りにあります。確か車を廃車する時もこの近くの車工場にもっていきましたね。目の前でスクラップになりました。

十条通から近鉄上鳥羽口駅周辺(鴨川より北)までは「オフィスラボ誘導エリア」と定めて、広場の整備など条件付きで現在400%の容積率を最大1000%まで引き上げとの事です。大規模テナントビルなどの建設に対する補助制度も新年度から始める方針です。

とはいえ、土地不足ですので

近鉄「上鳥羽口」駅の東(油小路通より東側)にある2箇所の国有地、京都拘置所( 27,000㎡)と京都運輸支局(20,000㎡)の活用を京都市は考えているようです。

京都拘置所( 27,000㎡)

こんな施設があったとは全く知りませんでした。

拘置所のすぐ東隣には

京都運輸支局(20,000㎡)

京セラビルの南に畑が見える街。

(2)住む場所をつくる

外環状線沿道(地下鉄山科駅〜六地蔵駅沿線)

地下鉄東西線沿線のマンションにおいて、隣地との距離の確保、1階等に店舗等の設置、店舗前の歩行空間の拡張などの条件を満たせば、建物の高さは無制限に。

山科駅前。三条通より南に外環状線が伸びます。高さ無制限のタワマンが建つ日がくるのでしょうか。

はま寿司近くにもタワマン?

イオンタウン近くにもタワマン?

そういえばこの椥辻のイオンタウンの近くにある「京都刑務所」の移転の話はどうなったのでしょう?

移転が実現すれば椥辻界隈の地価が爆上がりするのでしょうか?

MEGAドンキ近くにもタワマンが建つ日が???

外環状線を六地蔵まで行くと京都のタワマン地上20階が建っています。イトーヨーカ堂跡地。

地下鉄六地蔵駅直結。

『クラッシィハウス京都六地蔵』

商業施設はフレスコと噂されていますが。正式なアナウンスはまだありません。

より詳しく『クラッシィハウス京都六地蔵』が知りたい方はこちらから

市街地西部の工業地域(JR西大路駅、阪急西院駅・西京極駅)

環境性能や遮音性能を確保したマンションなどに限り、10階建て程度の高さ(21m→31mまで建てられるように。

ひなびた印象の駅前、JR西大路駅

リアル書店が生き残っているのは素晴らしい駅前とも言えます。外観がリニューアルされシックで落ち着いたパチンコ店。以前はド派手な黄色の外観で田舎のパチンコ店の雰囲気でした。

駅の西側には『ワコール』

そのワコールの西側に『ジェイグラン京都西大路』が建設中です。

3900万円台より

より詳しく『ジェイグラン京都西大路』を知りたい方はこちらから

JR「西大路」駅の東側には今年2月に竣工した『メイツ京都西大路』

マンションの横には公園ができています。

より詳しく『メイツ京都西大路』が知りたい方はこちらから

阪急西院駅

阪急西京極駅

駅目の前には高い建物がありません。

花屋町通

イオンモール京都五条の西、五条通沿い北側には

『阪急阪神不動産』の敷地があります。まだマンションの看板は設置されていません。この辺りは高さは変わらず、容積率がUPされる予定です。よりマンションの戸数がとれるようになりますね。

(3)隣接する市町と一体的なまちをつくる

JR桂川駅や阪急洛西口駅の周辺などにおいて、高い建物の建築が可能に( 20m→31m)。また、JR向日町駅周辺の工業地域・工業専用地域では、工場・オフィスなどに限り容積率を引き上げ( 200%→400%)し、高さも無制限に。

〜市境エリアでのまちづくり〜

JR桂川駅や阪急洛西口駅周辺〜若者・子育て世帯向けの自宅と職場が近いまちづくりを推進

●JR向日町駅周辺〜新たな産業の拠点づくりを創出

●京阪淀駅周辺〜住環境と調和した働く場所の創出や駅周辺の商業施設の充実などを推進

JR桂川駅や阪急洛西口駅周辺

JR桂川駅前にはキリンビール跡地再開発のフラッグシップ的なマンションとなった『京都桂川 つむぎの街 グランスクエア』(2015年竣工)。バカ売れしました。

イオンモール京都桂川は京都市南区向日市の境に建っています。

イオンモール京都桂川の向かいには、即完売した『プレサンス ロジェ 洛西口 ザ・レジデンス/プレサンスコーポレーション』

駅近ではありませんが、やはりイオン目の前というのが良かったのでしょうか。

まだまだこのエリアの人気がある事を証明しました。口コミサイトによると 坪 @300万円ぐらいかと思われます。

阪急洛西口駅

駅南側に広がる田園風景だったエリアの

開発が始まっています。阪急駅前ですが『京阪電鉄不動産』が開発します。

南からのアングルです。

JR向日町駅周辺

駅西口です。

駅中のセブンイレブンはもうありません。

駅東口が開設される予定ですがまだ工事は始まっていません。駅東には36階建て330戸のタワーマンションが建設される予定です。

駅東側には『日本電産の街』ができあがりつつあります。

●京阪淀駅周辺

駅前の一等地にも関わらず倒産したスーパーマーケット「ツジトミ」

2年半の大規模改修期間を経て4/22グランドオープンとなった「京都競馬場」

競馬場の前にはこんな広々とした公園があるのです。

駅前の商店街。

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