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京都府乙訓郡大山崎町・マクセル本社敷地の一部に『アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都(ATVK)』10月31日オープン!!

マクセル

昭和世代には、この「マクセル」の響きだけで脳内にロゴマークと音楽が流れてきます。遺伝子レベルで脳内に刻みつけられている感じがします。

モッズ『激しい雨』

私の世代より少し前のバンドですが、いまだに「マクセル」の響きと共に脳内に流れ始めます。

https://youtu.be/xCAngs0oXTU?si=9EHa65SPyMvRnhpM

そしてカセットテープ

一番お気に入りのアーティスト・曲は『メタルテープ』に入れていました。重厚感のある『メタルテープ』を眺めるだけでうっとりしていました。大切な宝物でした。

テレビから流れてくるCMソングが、人の人生まで影響を与える時代でした。

SONYのこの曲もいまだに耳に残ったままです。

Hubert KaH 「Angel 07」

https://youtu.be/I9W40a8QxIA?si=AAGUGipAnx2nbfng

現在、リビングにテレビがない生活のため、必然的にテレビを見なくなって早2年。映像はYouTubeだけ摂取している私です。令和の今、スポティファイなどのサブスクで音楽を大量に聞き流す時代、テレビのCMソングで大ヒットなんてあるのでしょうか。

1989年には年間5億本以上の需要があったカセットテープ、スマホやPCで音楽を聴くのが一般化した現在でも、「カセットテープ」はコアなファンに愛され続けられている一方、近年の「昭和レトロ」ブームや70~80年代に流行した「シティ・ポップ」が再評価されていることで、若年層にもカセットテープの“真新しさ”が注目されています。

なんとイギリスでは

『カセットテープ人気再燃! 10年連続での成長により、イギリスでの売上が2003年以来の高水準に』

なんて事になっています。

サブスクでアーティストの名前も歌の名前も知らないまま大量に聞き流す時代ですが、それでもお気に入りのアーティストなら形あるものとして所有したい、飾りたい、眺めたい思いが、音楽を愛する者なら絶対あるはずです。

『マクセル』はいまだに記録メディアとして「カセットテープ」を売り続けています。現在はリチウムイオン電池や半導体製造工程用テープ、LEDヘッドランプレンズや車載カメラ用レンズユニットなどの企業向け(B to B)製品へと軸足を移しています。

マクセル本社

171号線、大山崎I.C.を越え大阪方面へ南下します。

「maxell」マクセルの看板が現れました。

左折して、東には

「関係者以外立入禁止」のためこれ以上進めません。

新幹線高架の向こうに、高架沿いに広がる更地。マクセルの敷地の一部(2万3000㎡)になります。

マクセル(株)はその敷地を10年間無償で京都府へ無償貸与し、京都府は敷地全体の基盤整備、交流棟、アートスペース、 屋外トイレ等の共用スペースを整備します。

それが10/31にオープンする芸術と技術の融合拠点『アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都(ATVK)』です。

アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都(ATVK)

施設の概要は以下の通りです。

(1)名称:アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都(略称:ATVK)

(2)所在地:乙訓郡大山崎町字大山崎小字鏡田30番地1

(3)面積等:総面積23,310㎡、延床面積677.27㎡

(4)開設日:令和5年10月31日(火曜日)

(5)施設活用団体:(公財)京都産業21(公募により決定)

(6)主な施設:

施設名(面積)特徴
交流棟(597.03㎡)会議室やコワーキングスペースを備えた、産学官連携や人材交流の拠点
個別サイト(約300㎡)入居企業の活動・交流スペース
実証スペース(2,840.00㎡)実証実験スペース・地域住民の憩いの場
イベント広場(970.00㎡)様々なイベント等を行う広場
京都府公式HPより

京都府HPより写真引用

『アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都(ATVK)』公式HPが公開されています。

ATVKとは?


・京都の文化力を生かしたアートとテクノロジーの融合によるイノベーションの創出
・「人間の感性や感動」に基づく、人間味あふれる産業の創造及び起業の促進
・多種多様な人材との交流による、企業の枠を超えた視点を持つ人材の育成

入居する企業は

・サイバーエージェントの化粧品事業子会社シロク(東京)

・住宅メーカーのHESTA大倉(大阪市)

・ITサービスの日本テレネット(京都市中京区)

・防音設備等を手がける無音(宇治市)

『アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都(ATVK)』が何をしようとしているのか

給料が30年変わらない安い国「ニッポン」。閉塞感を通り越して思考が停止している会社員なんてたくさんいます。会社に行く事が仕事だという人もまだまだたくさんいます。そう、私も。

ゼロからイチ、イノベーション、アート思考

「アート思考」とは、既成概念にとらわれない自由な思考法のこと。 芸術家は、作品を生み出す過程で、独自の思考や感情をベースに作品を作ります。 その「アート思考」をビジネスの現場に取り入れることで、思わぬところから思わぬアイデアが出てきて、革新的でユニークな新規事業の創出が期待されているのです。

そんな場を創り出そうとしているのではないでしょうか。

しかし、アートとは無縁そうに見える171号線。

いったい何が起爆剤になるのでしょうか。

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