京都新聞記事
ワコールが脱 “下着依存”
京町家の宿 来月開業
下着大手ワコール(京都市南区)が、2018年度から宿泊事業に参入する。26日には第1弾となる京町家を活用した簡易宿所の内覧会を開いた。下着ビジネスに依存した経営体質から脱却するとともに、京町家保全などの地域課題の解決にもつなげる狙いだ。
事業では、空き屋になっている京町家の所有者と10~15年間借りる契約を結び、同社が改修。宿泊客に1棟まるごと貸す簡易宿所『京の温所(おんどころ)』として運営する。数千万円の改修費を5~8年で回収するのが目標だ。賃貸契約の終了後は所有者が住んだり、引き続き宿泊事業を営んだりできる。運営は4月1日に社内に設ける「町家営業部」が担う。当初は5人体制で予約受け付けなどに対応する。
この日は、4月28日に京都市左京区岡崎円勝寺町に開業する簡易宿所『京の温所 岡崎』の内覧会も開いた。2階建て延べ約90㎡で、10年以上空き屋で土壁が崩れていた築92年の民家を全面改修した。ベッドルームや和室などがあり、長期滞在できるよう台所や食器などを充実させた。定員は最大6人、料金は1棟6万~18万円。
7月には二条城、11、12月に西陣のエリアで同様の施設を順次開業させる予定。5年後の2022年度までに50軒、売上高10億円を目指す。
新規ビジネス再挑戦
競争激化 問われる戦略
宿泊事業を採用したのは、京町家の保全や空き家の解消、宿泊施設不足といった課題解決につながるとの判断からだった。
同社の担当者は「京都の観光客は今後も緩やかに増え続けるだろう。高価格帯に特化して生き残りを図る。収益率も高い」と戦略を説明する。さらに「予想以上に町家所有者から引き合いがあり、京都のためにも貢献できる。さまざまな可能性を追求する会社として評価も変わる」と波及効果も期待している。
日本経済新聞にも掲載されていました。
京町家を改修 簡易宿所
ワコール、京都・岡崎に来月
簡易宿所『京の温所 岡崎』を4月28日に開業すると発表した。
4月2日からインターネット上で予約を始める。
春の岡崎。
平安神宮
工事中の京都市美術館。
京都国立近代美術館。
そして疎水。
惚れ惚れするような『京都』な風景です。
そんな
平安神宮からほど近く
道を一本入ると
ありました!!
ワコールの
記念すべき宿泊事業1棟目
京の温所(おんどころ)
何度か通った道でしたが
この建物とは知りませんでした。
当たり前ですが
ワコールとも書いてありませんね。
この桜のタイミングでの内覧会は
非常に良かったのではないでしょうか。
全てが
美しく見えてしまいますもんね。
そして、
記事にもあるように
7月には二条城、11、12月に西陣のエリアで同様の施設を順次開業させる予定。5年後の2020年度までに50軒、売上高10億円を目指す。
二条城エリアの計画地は
こちらです。
西陣エリアの計画地はまだ発見できていません。
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