2020年2月11日 12:00配信
京都新聞 記事より引用
カプセルホテルやネットカフェ
〝あきまへん〟
京都・四条通商店主ら出店規制へ
京都市中心部の四条通の商店主らでつくる四条繁栄会商店街振興組合(下京区)が、四条通への小規模な宿泊施設やネットカフェなどの出店を規制する地区計画の策定を検討していることが10日までに分かった。インバウンド(訪日外国人)需要を当て込んだ、カプセルホテルや簡易宿所などの進出から京都を代表する繁華街の「風情」を守るのが狙い。
対象エリアは、烏丸―四条大橋西詰めの約800メートルの一帯約12・7ヘクタール。同組合は2003年、市に働きかけ、建物を風俗営業店やナイトクラブ、カラオケボックスなどの用途で使うのを禁じる地区計画をつくっている。今回はその計画にさらなる制限を加えて見直しを目指す。
見直し案では、四条通での開業を希望する宿泊施設は、一人部屋の客室なら9平方メートル以上といった客室やロビーの面積の条件を満たす必要がある。四条通に面する建物の1階部分に宿泊施設を整備することも禁止する。カプセルホテルなどの開業を阻み、通り沿いの建物の1階には物販や飲食の店が連なる商店街らしい風景を維持する。また、ネットカフェや漫画喫茶、個室ビデオ店、小規模公衆浴場の進出も禁じる。
近年、四条通には米アップルをはじめとした外資系店舗やオフィスが相次ぎ進出している。一方、ジュンク堂書店京都店は2月末に、京都マルイは5月末で撤退を決めるなど、閉店も目立つ。
四条繁栄会商店街振興組合は、組合員への見直し案の説明を既に終えている。エリア内の約200の個人や法人地権者に向けた説明会は2月13日に開く予定。その後、市に要望書を提出し、都市計画決定をへて条例改正につなげたい考えだ。
同組合の亀井邦彦副理事長は「風格と華やぎのある四条通にふさわしい店や施設に進出してほしい。四条通ならではの雰囲気を保ちつつ、にぎわいを発展させていきたい」と話す。
四条烏丸から
四条大橋西詰めまでの
一帯です。
2018年8月25日開業した
Apple Store京都(アップルストア京都)の出店は
『京都の四条通』の価値を
再認識させられました。
ただアップルが入ったこの箱、
パルコが展開する
京都ゼロゲートは広く認知されているのでしょうか?
人の流れを生みましたね。
アップルが来る前は
この建物は何だったのかが思い出せません。
全国的には
百貨店不況といいつつ
なんだかんだ
京都四条通の百貨店は集客力がありそうに思います。
ご参考までに
2019年8月14日掲載日経流通新聞(日経MJ)で掲載された
全国百貨店売上ランキングのデータによると
1位) 伊勢丹新宿本店 売上2,888億円(前年対比+4.5%)
2位) 阪急うめだ本店 売上2,507億円(前年対比+4.3%)
3位) 西武池袋本店 売上1,840億円(前年対比+0.6%)
4位) JR名古屋高島屋 売上1,627億円(前年対比+4.5%)
5位) 高島屋大阪店 売上1,472億円(前年対比+4.1%)
京都勢は
16位) 高島屋京都店 売上903億円(前年対比+2.5%)
26位) 大丸京都店 売上687億円(前年対比+0.0%)
27位) JR京都伊勢丹 売上678億円(前年対比-4.7%)
人口の割に高いと見るか低いと見るか。。。
インバウンド需要にも
かなり陰りが見えてきましたが
今後どうなるのでしょう?
四条富小路角に位置する
京都を代表する大型書店
「ジュンク堂書店 京都店」が
今月、
2020年2月29日に閉店します。
さて、何になるのでしょう?
オフィスニーズがありながら
圧倒的にオフィスが不足している
京都中心部ですから
ホテルブームが終わった今、
次はオフィスブームでしょうか?
パチンコ店跡地の
ホテル計画地です。
コロナウィルスの影響で
ホテル・ゲストハウスのキャンセルが
相次いだと聞きました。
勝負に勝ち続けるのは
本当に難しいですね。
高島屋京都店が
店鋪を拡張しています。
グッチと並んで
ラグジュアリーブランドが入りそうな予感がします。
四条河原町の
住友不動産ビルの
京都マルイは
今年2020年5月末で閉店です。
(7、8階で直営するレストラン街の営業は継続する方針)
スポンサードリンク