コロナ前の瑠璃光院
まだ『コロナ』という言葉を知らなかった2019年10月。八瀬の瑠璃光院前はアジア系の訪日旅行者で溢れ、異国の言葉が飛び交っていました。当時は「こんな所にまで訪日旅行者が来るのか」と驚きました。ネットで世界がつながりSNSであらゆる場所が共有され拡散されていく時代。私自身、瑠璃光院の存在をそんなに意識していませんでした。日本人が意識していない魅力を訪日旅行者が「再発見」してくれているように感じていました。
そして2022年の八瀬へ
鯖街道へ続き日本海へ抜ける367号線。
会員制リゾートホテル「エクシブ京都 八瀬離宮」
夏が迫っているように感じます。
車のボディに「てんとう虫」がとまりました。見るのは何年ぶりでしょうか。京都の繁華街「四条河原町」から車を30分走らせれば、こんな「てんとう虫」に出会えます。都会と田舎が溶け合い、改めて街のコンパクトさを感じます。
駅には「八瀬駅」とありまがすが、現在の駅名は叡山電鉄叡山本線「八瀬比叡山口」駅になります。
駅の横には高野川にかかる橋があります。セブンイレブンの看板が、ほどよく現実世界に連れ戻してくれます。
上流
下流。
橋を渡ると比叡山へ向かう「ケーブル八瀬駅」があります。
さっき橋の上にいた母と娘らしき2人組が川沿いを下がっていきます。
瑠璃光院
美しい花が咲いています。
緑が眩しい瑠璃光院。
緑が波のように迫って来ます。張り巡らされたロープ。また訪日旅行者で溢れる日が来るのでしょうか。
紅葉の時期だけでない、1年中その時々の良さがあるというのを認識させられます。
瑠璃光院をさらに奥へ。
京都ガーデンテラスを越え
moksa
現れたのは
moksa
プレスリリースより
平安時代から続く癒しの地八瀬で「再生」をコンセプトとする宿を2022年春開業
■生まれ変わるための宿
moksaのブランドコンセプトは「再生」。当施設が立地する八瀬は壬申の乱で背中に矢傷を負った大海人皇子の傷を癒すために村人が献上した“八瀬の窯風呂”を起源とする、歴史ある療養の地です。また、深緑の広がる比叡山の麓であり、清流高野川のほとりでもある、自然豊かな場所でもあります。こうした八瀬の土地が持つ歴史・文化と土地性を活かし、現代人の抱える様々な疲れやストレスから解放されて、“生まれ変わる”体験をご提供してまいります。
<体験例>
・比叡山の伏流水と薬草を用いたプライベートサウナ“蒸庵”
・薬草や野草を取り入れたmoksa的工夫茶“野草茶寮”
・八瀬から都に薪炭を売りに行った小原女に由来する“makibi restaurant -MALA-”■施設概要
施設名:moksa
ホームページ :http://moksa.jp
所在地:京都府京都市左京区上高野東山65
アクセス:京都駅より 車で40分
叡山電鉄「八瀬比叡山口駅」下車 徒歩5分・比叡山ケーブル「八瀬駅」下車 徒歩5分・京都バス「八瀬駅前」下車 徒歩7分
階数:3階
敷地面積:3,334.59㎡
延べ床面積 :3,088.46㎡
客室数 :31室
付帯施設 :レストラン、バー、宿泊ゲストラウンジ、ランドリー、プライベートサウナ、露天風呂
開業予定:2022年3月
不動産開発および所有 :株式会社大和地所
ホテル経営:株式会社京都八瀬ホテル(株式会社大和地所子会社)
ホテル運営 :Good Life & Travel Company株式会社
運営形態:運営業務委託契約
御陰神社の石柱。この奥にさらつづく道。
木々の山。
高野川に出ると吊り橋がかかっています。
生まれ変われそうな匂いがプンプンします。
太陽の光が射して来ました。
また夏が来ます。
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