2020年10月31日 京都新聞 記事より引用
京都の花街「宮川町歌舞練場」100年ぶりに建て替え
(元)新道小学校がNTT都市開発により宿泊施設に、一体的に再整備
元新道小(東山区)の跡地活用に向けた公募型プロポーザルについて、契約候補事業者にNTT都市開発(東京)を選定したと発表した。道路を挟んで向かい合う宮川町歌舞練場と併せて一体的に再整備し、宿泊施設や新たな歌舞練場、地域の交流施設などとして活用する計画。
元新道小は宿泊施設(地上4階・地下2階、89室)とし、学校の歴史を伝える地域交流スペースや消防分団の詰所などを設ける。
歌舞練場の敷地には、新しい歌舞練場(地上2階・地下2階)のほか、地域施設棟(地上3階・地下2階)を整備。1階を児童館、2階を避難所にもなる多目的ホール、3階を備蓄倉庫とし、地下に自治会活動スペースを設置する。
歌舞練場の敷地内には、宮川筋と新道通を東西につなぐ歩行者用小路を通して回遊性を高める。宿泊施設の開業後は、レストランを伎芸披露の場として活用するなど連携した運営を行う予定。歌舞練場は現在、市の高さ規制を超える「既存不適格建物」となっているが、建て替えにあたっては大屋根のデザインを踏襲するため、特例制度などの活用を検討するという。
宮川町歌舞練場は、1916(大正5)年に建てられた入り母屋造りの木造建築。京都五花街の一つ、宮川町の芸舞妓が伎芸を学び、発表する場で、春の舞踊公演「京おどり」の会場として知られる。一方で雨漏りやゆがみなど建物の老朽化や耐震性が課題となっていた。
市は今後、事前協議で地元の同意を得た上で、同社と来年度をめどに元新道小について60年間の貸付契約を結ぶ予定。市には、年額1億円程度の貸付料収入が見込まれている。
契約候補事業者の
NTT都市開発
室町通三条上る
ホテル「THE HIRAMATSU 京都」の開発、
新風館の開発も、
今年3月に開業した
ザ・ホテル青龍 京都清水の開発もNTT都市開発です。
では現地へ。
南座
川端通を南へ。
川端通沿いには何か開発されそうな更地・パーキングが多しです。
焼肉天壇南にはフレスコ祇園店の跡地が
更地のままです。
川横の通りに入ると
何故かラブホテルがあるんですよね。
裏手は
風情ある宮川筋があり情緒豊かなロケーションです。
『と、いうわけで。』
花街近くには必然なんでしょうか。
そして裏手の宮川筋にはRinn
鈴 宮川町グランデ
そのRinnから南には
『これぞ京都』という
石畳の街並が広がっています。
宮川筋沿いに更地があります。
株式会社レアルによる
Rinn建設予定地です。
さらに南に
真新しい建物。
「管理」となっています。
賃貸でしょうか?
その南に
宮川町歌舞練場
学校法人東山女子学園
当初の芸妓育成機関、女紅場は
日本芸能の学校教育による専門的
育成機関を目指して、 昭和44年に
学校法人の認可をうけて東山女子
学園が設立されました。
※参照:http://www5a.biglobe.ne.jp/~ki_inoue/2411/k-hanamachi/miyagawa/higashiyama-g.html
そこから裏手に回ります。
THE KYOTO の街並です。
風情ある建物に『旅館業の計画の概要』標識が設置されていたりします。
設置者は海外の方の名前です。
学校の塀が現れました。
そして左手にあるのが
1916年建築の
宮川町歌舞練場です。
(北側から見ると)
学校と歌舞練場を一体的に再整備します。
東側の
大和大路通に回ります。
人力車が駆け抜けて行きます。
新道小学校
元新道小は宿泊施設(地上4階・地下2階、89室)とし、学校の歴史を伝える地域交流スペースや消防分団の詰所などを設ける。
どんなホテルが誘致されるのでしょう
学校の北には
恵美須神社
そこから
北東に進むと
花見小路
そして
場外馬券売場ウィンズ京都
観光地とギャンブラーが入り乱れる
稀有なエリアです。
その裏手には
祇園甲部歌舞練場の敷地内に建つ
改修され『帝国ホテル』として開業する予定の弥栄会館
建物の老朽化と耐震性の問題、
歴史ある歌舞練場を維持するために宿泊施設というパターンが増えています。
となると鴨川沿いに見える
先斗町歌舞練場、
老朽化・耐震性などの問題はどうなのでしょうか?
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