昨日の京都新聞記事(2018.4/21)
八条市営住宅 全棟改築
分譲マンションも新築
一体的整備
京都市は、南区の八条市営住宅の大規模リニューアル工事を始める。民間資金を活用し、賃貸の市営住宅を全棟改築するとともに分譲マンションも新築して一体的に整備する。市営住宅は高齢世帯や単身者が多いため、マンション分譲で若い子育て世代を呼び込み、団地の再生や地域の活性化につなげる狙い。2023年度の完成を予定する。
八条市営住宅はJR西大路駅近くで1962~66年に完成した。約1万2千平方メートルの敷地に計7棟(295戸)あり、188世帯が住む。
建物や施設が老朽化している上、風呂やエレベーターが未整備のため、改築で建物の機能を高める。合わせて耐震化も図る。
リニューアル工事は2019年に着手し、既存建物を順次取り壊した上、北半分に「コ」の字型の市営住宅(230戸)、南半分に分譲マンション(102戸)を建てる。いずれも7階建て。南側には公園や集会場も整備する。集会場は、持ち寄った本でつくる私設図書館「まちライブラリー」を備え、住民らの交流拠点にする。
公共施設の建設に民間資金を活用する「PFI」で実施する。マンション大手の長谷工コーポレーションを中心とした事業体が建設や維持管理を請け負い、完成から10年後に市営住宅の所有権を市に戻す。総事業費は45億8100万円だが、市がマンション用地となる市有地を11億3300万円で売り、市の負担軽減につなげる。
市すまいまちづくり課は「単なる施設刷新にとどめず、今後の団地再生のモデルケースに位置づけ、成果や課題を検証したい」としている。
南区、JR西大路駅の近く
名鉄不動産
「京都市八条市営住宅団地再生事業」において
市営住宅230戸のほか、付帯事業用地には
名鉄不動産が102戸の分譲マンションを計画しています。
写真は現在の八条市営住宅団地の様子です。
詳しくは
2018.1.26の当ブログ記事ご参照下さい。
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