「天王町」の交差点、老舗料亭「岡崎つる家」の地にIHGホテルズ&リゾーツ、2024年に「リージェント京都」を開業。その他、南禅寺・九条山

2021.8.11 PR TIMES 記事より引用

IHGホテルズ&リゾーツ、2024年に「リージェント京都」を開業

IHGホテルズ&リゾーツ(本社:英国、日本:東京都港区、日本国内運営会社、IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社CEO:ハンス・ハイリガーズ)と、GI キャピタル・マネジメント株式会社(日本:東京都千代田区、代表取締役社長:C・ジェームズ・リー)は、「リージェント京都」の契約を締結し、2024年に開業することを発表いたしました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000367.000002364.html

1970 年に誕生した「リージェント ホテルズ&リゾーツ」は、東洋のシンプルさと西洋のエレガンスが融合した大胆な発想とデザイン、東西融合のコントラストが際立つモダンな佇まいの中、格別な体験をお約束する、新たなラグジュアリーの基準を打ち立てた伝説のホテルブランドです。その「リージェント」が、老舗料亭「岡崎つる家」の地に誕生いたします。

明治の政財界有力者の邸宅が並ぶ岡崎の地に、明治時代から昭和初期にかけて活躍した作庭家、加藤熊吉が琵琶湖疎水の流れを活かして作庭した名園と、伝統的な建築様式を独自に近代化した世界的に著名な建築家、吉田五十八の設計による新数寄屋建築で知られる「岡崎つる家」の豊かな伝統を受け継いで誕生する「リージェント京都」は、創造性、贅沢さ、落ち着いた雰囲気が調和した 86 室の客室を擁し、圧倒的な贅の極みと洗練された空間をご提供いたします。

※写真上は現在の「岡崎つる家」 PR TIMESより

岡崎つる家

「岡崎つる家」は、100 年余の歴史を有する老舗料亭つる家が1928年に開店し、日本の皇室や貴賓が京都を訪れる際の宿泊・会食施設として利用されてまいりました。また、英エリザベス二世やダイアナ妃、米ブッシュ元大統領、仏ミッテラン元大統領など、各国王族や元首、令夫人などの要人に加え、内外の文化人にも愛された、由緒ある和の迎賓館でもあります。

京都東山の山並みをバックに、庭園、室内空間、景観を一体とした独自の美を醸成してきた「岡崎つる家」の伝統を継承して誕生するリージェント京都では、新たに誕生する「岡崎つる家」をはじめとする複数のレストランに加え、ロビーラウンジ、バー、フィットネスセンター、スパなどの施設を擁するばかりでなく、日本そして京都の文化、芸術、芸能の真髄に触れていただく機会を設けるなど、お客様がパーソナル・ラグジュアリーホテルに求める最上のご宿泊体験をご提供いたします。

IHGホテルズ&リゾーツ

日本で37軒のホテルを展開し、ここ数年で急速に成長しています。直近では、キンプトン

新宿東京、ホリデイ・イン&スイーツ新大阪、ANA ホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん、ホテルインディゴ箱根強羅、インターコンチネンタル横浜Pier 8、ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパなど次々に新しいホテルを開業しています。

「リージェント京都」 概要

  • ホテル名称:リージェント京都
  • 開業予定:2024年
  • 住所:〒606-8332 京都府京都市左京区岡崎東天王町30番地
  • 施設:客室86室、新たに誕生する「岡崎つる家」、オールデイダイニング、ロビーラウンジ、バーの4つの料飲施設、フィットネスセンター、スパ
  • 契約:IHG・ANA・ホテルズグループジャパンとGIキャピタル・マネジメントの設立した特別目的会社(SPC)が運営受委託契約を締結

リージェント京都の所在地は

●京都市左京区岡崎東天王町30番地

地図で見ると、丸太町通と白川通との交差点「天王町」の角になります。

では現地へ向かいます。

丸太町通に建設中のホテルが見えてきます。

ホテルオークラ京都 岡崎別邸

三菱地所が開発、運営はホテルオークラ2022年1月に開業予定です。

親鸞聖人草庵跡と伝わる寺院「岡崎別院」の隣地になります。

館内には、京都の老舗「細尾」の西陣織をはじめ、京都の伝統工芸を担う若手後継者6人によるプロジェクトユニット「GO ON(ゴオン)」*が手掛ける意匠が取り入れられ、京の美・手仕事を随所に感じていただけます。

  • 『ホテルオークラ京都 岡崎別邸』 施設概要

【所在地】 京都市左京区岡崎天王町26番6(地番)
【敷地面積】 2,860.75㎡(約865.37坪)
【延床面積】 5,500.38㎡(約1,663.86坪)
【階数】 地上4階
【客室数】 60室
【レストラン】 レストラン、ラウンジ、バー
【その他の施設】 フィットネス
【アクセス】 京都市営地下鉄東西線「蹴上」駅 徒歩14分、市バス「岡崎神社前」駅徒歩1分
【設計・監理】 株式会社三菱地所設計
【施工】 株式会社大林組
【内装設計・監理・施工】 株式会社乃村工藝社
【アートワーク協力先】 株式会社細尾(http://www.hosoo.co.jp/)、同社監修京都若手伝統後継者によるプロジェクトユニット「GO ON」(https://www.go-on-project.com/

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001493.000005118.html

丸太町通南側に謎のお店を発見しました。

ググりたくなるのが現代人ですがグッとこらえてその場を後にします。

何度も通った道ですが、やっと私の視界に飛び込んできた建物でした。

その東側には(丸太町通南側)2003年完成の

クレアガーデン京都岡崎/セントラル総合開発

平均坪単価178.3万円、平均価格5496万円でした。

当時としては価格が高かった印象で地元向けの感じがしませんでした。あの頃は近隣にスーパーが無く、生活するイメージがしにくいエリアでした。

今では近くにフレスコができています。

ホテルオークラと岡崎別院の東には

ホテル平安の森京都

さつまいも色の個性的な外観が印象的なホテルです。

昔はホテルサンフラワー京都(近鉄グループ)でした。

オーナーはHMIグループ、創業者・代表取締役社長の比良竜虎は「1948年インド生まれ」と聞けば、何となくこの日本的で無い色も納得できそうに思えます。

そして、さらに東、

白川通と丸太町通の交差点「天王町」が見えてきました。

岡崎つる家

角に見えるベージュの建物。

近づくとかなり味わい深い経年美化を感じます。

朽ちています。

どこにも「岡崎つる家」らしき看板、文字が見当たりません。白川通側(西側)

南側。

北側に入口らしき部分があります。

看板も何も無いので、これが「岡崎つる家」なのか確かめようがありませんが、雰囲気がありすぎる佇まいです。

プレスリリースの写真を見ると入口の上に看板がついています。※プレスリリースより画像引用

旅行者にとって最適なロケーション的ですが

リージェント京都は閑静な邸宅街の一角でありながら、世界的に有名な南禅寺、永観堂禅林寺、平安神宮などの神社、仏閣や京都御所など、京都の名所、旧跡に近接しており、京都の歴史、文化のすべてを探索したい旅行者にとって最適なロケーションと言えます。

南側の道を東へ進むと

現実世界へグッと引き戻されそうな団地群が立ち並んだりして京都らしいです。

そこを抜けると観光名所が目白押しです。

哲学の道。

紅葉が有名な永観堂

では、周辺を見て行きましょう。

リージェント京都から白川通を南に下がると

京都名庭の研修施設「洛翠(らくすい)」

2020年2月、ユニクロの柳井さんが個人として取得しました。

ユニクロなどの持株会社、ファーストリテイリング(山口市)の柳井正会長兼社長が、京都名庭の研修施設「洛翠(らくすい)」(京都市左京区)を、2月末に個人として取得したことが分かった。売却主は、保険調剤薬局チェーン企業の日本調剤(東京都千代田区)。洛翠は実業家の藤田小太郎氏の邸宅だったが、戦後は長らく日本郵政共済組合が職員の保養施設として活用、2011年12月に日本調剤が取得し、研修施設として使っていた。敷地面積は約5000平方㍍で、明治の名造園家である小川治兵衛(7代目)が庭園を手がけた。

建設ニュース2020.03.05 https://www.constnews.com/?p=78766

そして、南禅寺。

関西初出店となった2018年3月開業の築100年を超える2層構造の伝統的な京町屋をリノベートしたブルーボトルコーヒー京都カフェ

オープンして3年、いまだに行列の人気です。

ブルーボトルの向かいには

バルニバービが2018年に取得し2020年に売却した南禅寺 菊水

レストラン事業を展開するバルニバービ(東京都台東区)は、京都市内で保有する、日本家屋と約400坪の庭園を備える宿泊兼レストラン「南禅寺 菊水」(京都市左京区南禅寺福地町31番地)の土地・建物を国内法人に売却する。2020年7月29日に売買契約を締結し、8月31日に引き渡す。売却益は約16億円。

https://www.jutaku-s.com/news/id/0000027490

曇り空の南禅寺。

世界の富裕層の別荘が立ち並ぶ南禅寺界隈別荘群

ねじりまんぽ」の向こうには

元ZOZOの前澤さんが取得したと言われる智水庵

常に工事している気配があります。

九条山

そして三条通から九条山へ。

まず日常生活では通る事の無い坂を上がります。

黒い塀が現れます。

ヴィラ九条山

日本を代表する音楽家 坂本龍一が「京都移住」のために一時所有したとか、デヴィッドボウイのゆかりの地だとか、そんな話を耳にする九条山。

※過去記事参照

目の前の旧九条山浄水場跡地

跡地活用についての貼り紙がありました。

※過去記事参照

京都に住んでいると何がそこまで魅力的な場所だったのかが、わかりません。市内中心部から近くてこの自然の豊かさでしょうか。夜景が綺麗だとかあるのでしょうか?

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