連日、
インバウンド・民泊関連の記事が新聞を賑わせています。
日本経済新聞(2018.5.31)
民泊、価格競争促す
ホテル宿泊料、昨年度9%低下
訪日客増加後押し
・・中心価格が1泊1万円前後のビジネスホテルの客室稼働率は、ほぼ満室とされる8割近くを維持する。通常は稼働率が下がると値下げが進むが、稼働率を保ちながら平均単価が下がっている。瞬時に価格を比較できるサイトが普及。さらに訪日観光客のうち1割強が使うなど民泊が存在感を高めた結果、顧客離れを防ぐため「既存施設が値下げをした」(ブッキング社日本法人の高木浩子)とみられる。・・・・
ホテル宿泊料は下落基調に
京都新聞記事(2018.6.1)
京都市、一棟貸しの簡易宿所
「駆け付け」義務化
施設外フロント認める
京都市は、9人以下の1組が利用する一棟貸しの簡易宿所を対象に、玄関帳場(フロント)の設置基準を見直す。改正旅館業法に伴う国の通知に基づき、施設外への設置を認める一方、家主不在型の民泊と同じく「駆け付け要件」を義務づけ、施設まで10分以内で行ける場所への従業員らの駐在を求めて規制を強化する。
京都新聞記事(2018.6.1)
外国人宿泊割合が最高
京のホテル4月
2.5ポイント増、52%
京都市観光協会が31日発表した4月の外国人客宿泊状況調査によると、京都市内の主要37ホテルの外国人利用割合は前年同月比2・5ポイント増の52・5%と、2014年4月に調査を始めてから過去最高値となった。桜の季節であることに加え、中国人客の増加が全体を押し上げた。
国・地域別の構成比では、中国が4・1ポイント増の19・6%で10カ月連続のトップ。宿泊実人数も29・5%増と大幅に伸びた。前年同月に1位だった米国が1・4ポイント減の15・4%で続いた。3番目は台湾で0・5ポイント増の12・3%だった。
国・地域別で伸び率が最も高かったのはカタールの74・4%増。トルコも44・2増%だった。同協会は「カタール航空が運行する日本-ドーハ線の販売チャンネルに、4月から日本航空が加わったのが一因」としている。
日本人を含めた宿泊稼働率は0・4ポイント減ながら94・1%と高率だった。同協会が提携する英ホテルデータサービス会社STRの調査によると、京都市の平均客室単価は2万5千円超で、東京、大阪、神戸を含めた国内4都市で最も高く、香港やシンガポールも上回った。
注目ポイントは
京都市の平均客室単価は2万5千円超で、東京、大阪、神戸を含めた国内4都市で最も高く、香港やシンガポールも上回った。
平均客室単価2万5000円超!!
東京や香港・シンガポールを超えているとは。。。
恐るべし京都です。
旅行以外の目的で京都に来ることがあるなら
より安いと思われる滋賀県大津市に泊まるほうが賢いかもしれませんね。
(大津市も稼働率よくてとれなかったりするのでしょうか?)
そして
インバウンドの象徴的なお店といえば
丸太町通にある
めん馬鹿一代
燃える店主のポスターがいかしてます!!
いつもは
お店の前にアジア系の旅行者の行列ができているのですが
本日は時間が早かったせいか
誰も並んでいません。
英語の仕様書の発券機。
当店はネギラーメン(単品価格1350円)専門店です。
ネギラーメン以外のラーメンはございません。
ラーメン道を極めると
1メニューに辿り着くのでしょう。
店内は自分での撮影は禁止されていました。
スマホを店主に渡し
セッティングしてもらい激写!!
隣の中国人ものけぞります!!
これが人生の中で出会った
一番高い価格であろうラーメン、
チョモランマの頂きが
炎の切れ間に見えました。
私の両サイドは中国人の方で
中国の口コミサイトで
このラーメン屋は非常に有名であるとの事です。
店主によると99%が外国人客のようです。
長らく、ここで
ラーメン店として営業を続けてきたこのお店。
あらゆる辛酸・苦酸・汗に情熱が染み込んだテーブル。
流行りモンが嫌いでどこか排他的な京都人達も
こちらのお店の成功を認めている気配があります。
圧倒的時間は人を黙らさせます。
・・・・インバウンドの最前線は激烈でした。
では不動産を。
『めん馬鹿一代』の東に土地があります。
7階建てのホテルです。
さらに東には
分譲マンション『 (仮称)リーガル京都二条城北』
元NHK跡地・元大京跡地も変化なしです。
二条城北の土地も動きがありません。
そして
二条城の北側の掘沿いも整備されて
本当に雰囲気がよくなりました。
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