帝国ホテルが京都・祇園甲部歌舞練場敷地内『弥栄会館』を活用した新規ホテル計画の検討に入りました

2019年10月10日

日本の迎賓館として誕生して120余年。

帝国ホテル

ニュースリリース(2019年10月9日)

京都・祇園甲部歌舞練場敷地内
「弥栄会館」を活用した新規ホテル計画の検討
および協議開始に関わる基本合意書を締結

株式会社帝国ホテル（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：定保英弥）は、10 月 9 日、祇園ぎおん甲部こうぶ歌舞かぶ練場れんじょう（京都市東山区）敷地内の「弥栄やさか会館かいかん」を活用した新規ホテル計画について、検討および協議を開始することに関する基本合意書を、学校法人八坂やさか女紅場にょこうば学園がくえん（所在地：京都市東山区、理事長：太田紀美）との間で締結しました。

■弥栄会館について

1936 年（昭和 11 年）竣工

2001 年（平成 13 年）より国登録有形文化財

2011 年（平成 23 年）より歴史的風致形成建造物（京都市指定）

歌舞練場を補完する目的と「社会の進展に適應する會館の必要を感じ」（『弥栄會館建築趣旨草稿』）建設された。

南座

東へ。

大和大路通越えます。

「京つけもの西利」の文字。

お漬物バイキングのお店だった

風土食品祇園西店

が6月末で閉店していました。

東に50m行くと

京つけもの西利祇園店があります。

漬け物寿司。

東には

新しい波です。

そして

祇園町南側
花見小路

スイスの高級腕時計屋さん。

HUBLOT

ウブロブティック京都

そのウブロの向こうに見える

建物が

弥栄会館

やさかかいかん

重厚な建物です。

同じくニュースリリースより

鉄骨鉄筋コンクリート造、地上５階地下１階建の劇場建築で設計は大林組の木村得三郎による。各階に銅板どうばん瓦葺きかわらぶき屋根をかけ、塔屋状の正面中央部は付つけ庇びさしや宝形造ほうぎょうづくり屋根やねが城郭の天守を思わせる造形で、和風意匠の伝統を巧みに織り込んでいる。

祇園甲部歌舞練場敷地内です。

観光客がパラパラ。

登録有形文化財

1Fは

ギオンコーナー。

同じくニュースリリースより

当初、演劇や人形浄瑠璃などに用いられたが、その後、映画館やダンスホール、コンサートなど各種興業にも利用され、地域の人達から親しまれてきた。近年、次第に活用の機会が減り、耐震性の問題から劇場部は使用されていない。現在は、日本の伝統文化を紹介する「ギオンコーナー」が開催されているほか、「祇園甲部」の事務所として利用されている。

近年、次第に活用の機会が減り、

耐震性の問題から劇場部は使用されていない。

こんな京都らしさ抜群な建物が

うまく活用できていないのは

さすがにもったいないですね。