京都新聞 記事(2018.5.10)
京阪 ホテル開発加速
中期経営計画
京都重点、1000億円投資へ
京阪ホールディングス(HD)は9日、2018度から3年間の中期経営計画と26年度を目標とする長期経営戦略を発表した。京都では観光・インバウンド(訪日外国人)事業をさらに強化。大阪や沿線外地域も含めたホテルや商業施設の開発を中心に今後3年間で1千億円を投じ、収益拡大に結びつける。
中期計画では、京都を観光の重点投資先に位置付けた。旗艦ホテルとして、JR京都駅(下京区)のそばで建設中の「ザ・サウザンドホテルキョウト」など、同駅周辺で3ホテルを新規開業する。
JR京都駅北側に建築中の
京阪グループのフラッグシップホテル
ザ サウザンドホテルキョウト
・2019年1月開業
・222室
外観が仕上がってきました。
完成すればこんなイメージです。
すでに
ウェディングのHPはオープンしています。
隣の
京都センチュリーホテルはこんな状況です。
JR京都駅南側に建築中の
(仮称)ホテル京阪 京都八条口
・234室
・2018年 秋オープン
四条河原町では生活提案型の複合商業施設も19年春に開業させる計画で、「1千億円の半分ほどはこれら大型事業が占める」(加藤好文社長)という。グループで運営するホテルの客室は3100室から3年後に5200室まで増える見通しだ。
四条河原町・京都タカシマヤ南の
「BIOSTYLE(ビオスタイル)」プロジェクト
市中心部に集中する観光客を分散させるため、洛北-東山-伏見・宇治の南北ラインを「ゴールデンルート」に設定。三条駅前の再開発に加え、中核となる出町柳、中書島両駅の再整備も進める。また、市内を走るバスの混雑緩和に向け、主要観光地を巡回するバスの運行も検討する。
京阪三条駅前。
スタイリッシュにデザインされた個室と相部屋利用のドミトリーを
カフェ業態と組み合わせる「Cafetel(カフェテル)」
女性専用です。
CAFETEL 京都三条 for Ladies
・2018年7月開業
・21室
鴨川も眺められるでしょう。
(イメージ図です)
鉄道は、昨年8月に運行を始めた座席指定の特急車両「プレミアムカー」の平均乗車率が7割と好調なことから、導入拡大を進める。沿線の伏見稲荷などを多く訪れる訪日客の旅客収入も、3年間で約2倍の年20億円に引き上げる。
同日発表した18年3月期の連結純利益は227億円と6年連続で最高益を更新した。訪日客の増加で旅客輸送が伸び、不動産事業も拡大しており、財務基盤の安定化で投資をさらに積極化する。
大阪市内で会見した加藤社長は「沿線の大型開発プロジェクトが完了する26年度までは投資がまだまだ必要。財務基盤を多少犠牲にしてでも、将来に向けて資金を投じたい」と述べた。
JR京都駅(下京区)・・・・・同駅周辺で3ホテルを新規開業する。
JR京都駅 八条口
駅南側です。
南側には
3月に発表された公示価格で
関西の商業地の上昇率第2位
京都市南区東九条上殿田町50-2外
「KKDビル」
地価が急激に上昇している東九条。
そのビルの西には
(仮称)三交イン京都八条口
さらにその西に
カラオケJBの隣のパチンコ屋が無くなっています。
ここが京阪のホテル計画地です。
(仮称)ホテル京阪 京都駅南
・2020年春開業
・200室
西側には建築看板が設置されています。
建築主は
大成建設になっています。
京阪の名前がでていませんね?
さらにこの敷地の南側もホテルです。
219室の
(仮称) 京都ロイヤルツインズホテル
東九条にホテルが乱立しています。
下記は
松原興産の土地にホテル計画です。
(追加記事)2018.5.11
日本経済新聞記事
『大阪東西軸』
京阪復権挑む
長期戦略
淀屋橋・京橋中心に再開発
京阪HDの中核子会社の京阪電気鉄道は大阪ー京都の東西を中心に91.1kmを結ぶ。活用しきれていなかった自社施設などを再開発する。
・・・・
加藤社長は11年の就任以来、不動産開発など非鉄道部門の強化に取り組んできた。近年は京都駅周辺など沿線と相性の良い地域に重点投資してきたが、今後はアジアなど新興国に進出。
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