京都駅南東部にある東九条地区の市有地活用、最先端の技術を用いるクリエイター集団「チームラボ」が契約候補に

2021.3.23 京都新聞 朝刊


京都駅東南の東九条市有地の活用は

最先端の技術を用いるクリエーター集団「チームラボ」が契約候補に

2021年3月22日 京都情報館 より

※画像はHP引用

 この度,選定委員会における審査を経て,次のとおり,契約候補事業者を選定しましたので,お知らせします。

 1 契約候補事業者

  (1)  名称

    京都駅東南部エリアプロジェクト有限責任事業組合

    (代表:チームラボ株式会社)

  (2)  本店の所在地

     京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町390-2 QUESTION内

 2 契約候補事業者の主な提案内容

  (1)  施設概要

     アート複合施設(床面積7,500~9,000㎡)

      ・ チームラボ株式会社の作品を常設展示するデジタルアートミュージアム

      ・ アートギャラリー

      ・ 市民ギャラリー など 

  (2)  対象地

     市有地A(所在:京都市南区東九条東岩本町15番3,登記簿面積:1,486.97㎡)

        及び市有地B(所在:京都市南区東九条東岩本町19番1,21番5,25番21,登記簿面積:5,093.67㎡)

  (3)  貸付希望期間

      60年間

  (4)  貸付希望価格

      40,000,000円(年額)

  (5) イメージ図

4 講評

  京都駅東南部エリアプロジェクト有限責任事業組合の提案は,その事業体の代表であるチームラボ株式会社が制作するデジタルアート作品を常設展示する,デジタルアートミュージアム(以下「当施設」という。)を開業することで,国内外から多くの来場者を呼び込み,京都駅東南部エリア(以下「エリア」という。)全体に人の流れを生み出すことで,エリアの魅力向上と活性化に繋げようとする具体的な内容を伴ったものである。

  当施設においては,今後,歩行空間としての整備が予定されている須原通沿いにエントランスを設けることで,京都駅からの動線をよりエリアの中心部へと導き,また,須原通沿いから鑑賞できるアート作品を設置するなど,人の流れをエリア全体に波及させるための工夫が盛り込まれており,回遊性の向上が見込める。

  また,道路を挟んで北側の用地に建設する文化的コラボレーションスペースでは,世界的なアートギャラリーの誘致をはじめ,市民ギャラリなどを設けることで,多様な文化芸術関係者が集い,市民と交流する機会を創出することとしている。これは,アートを「観る」から「体験する」に変化させ,令和5年度移転開学予定の京都市立芸術大学の学生をはじめとした若者,世界中の文化芸術関係者,地域住民が出会い,交差することで,新たな価値の創出を目指すものである。

  市民ギャラリーは自治連合会をはじめとする住民団体が地域活動で使用することも想定されており,当ギャラリーが事業者と地域との接点となり,将来的にはエリアマネジメント組織へ参画するなど,地域のまちづくりに資するものとなっている。

現地の場所はこちらです。

 ●市有地A(所在:京都市南区東九条東岩本町15番3,登記簿面積:1,486.97㎡)

 ●市有地B(所在:京都市南区東九条東岩本町19番1,21番5,25番21,登記簿面積:5,093.67㎡)

京都駅

京都タワー

東へ。

駅東に大昔からあった洋風居酒屋フレスコの入ったビルがシートに覆われました。

京都タワーの東、止まった時間が勢い良く流れ始めました。

(以前の写真)

人影が消えた京都駅前、コロナ禍の中、2020年8月オープンした紡(つむぎ) cafe

開けっぱなしの店内が気持ち良さそうで中は女性客で溢れています。

さぁ、始まりました。

高倉塩小路

屋台村で人気だった崇仁新町 跡地。

屋台はなくなり、老朽化した集合住宅もなくなり

京都市立芸術大学が建設されます。

ラーメン店の前は今日も行列です。

劇的な京都駅東の変化が訪れていようと、ここだけは誰も変える事ができない聖地となっています。

河原町塩小路を下がります。

時が止まったかのような河原町八条の一角。

インバウンドを狙ってパブが八条通にできました。

その河原町八条南に建つ建物はRakutenのホテルです。

Rakuten HOTEL Kyoto Station

Rakutenのホテルの裏、東側、

営業を終えたホテル、その東側

この敷地が

デジタルアートミュージアム計画地

チームラボ(株)が制作するデジタルアート作品を常設展示されます。

北側の敷地には文化的コラボレーションスペースとして世界的なアートギャラリーの誘致,市民ギャラリーなどを設け多様な文化芸術関係者が集い,市民と交流する場を計画しています。

変わりゆく東九条の景色です。景色の奥に京都タワーが見えました。

キムチ屋さんの看板。

近辺には活用されていない広大な更地が残されています。

鴨川側には

THEATRE E9 KYOTO

若いアーティストで溢れる東九条になって行きそうです。

その近くにあったホテル計画地は標識がなくなり更地のままです。

河原町通はホテルの建築ラッシュでした。

パチンコ店 玉ちゃん倶楽部の南には

hotel MONday Premium 京都駅東九条

河原町通を挟んで向かいにもオープンしたてと思われるホテル。

祝いの花が見えます。

河原町通九条を越え、大国屋スーパーの跡地に建つ

プレサンスコーポレーションのマンション計画地。

さらに南に下がり、河原町十条には

THE REIGN HOTEL KYOTO(ザ・レインホテル 京都)

元はアートギャラリーだった敷地に建つデザインホテルです。客室には「クヴァトラ(Kvadrat)」「ヘイ(HAY)」「スケアラック(SKAGERAK)」など北欧ブランドのインテリアを採用しています。

河原町十条にこんなデザインホテルが建設される時代です。

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