京都の不動産過熱感!! 中心部の新築分譲マンション急減!! 京都市内の7税務署で最高路線価プラスに!! 

 

 

(2018.7.3)

京都新聞 朝刊 記事より

京の中心部 マンション急減
路線価 上昇継続

建設用地取得難・分譲高止まり
一般層の周辺部流出懸念

 

 

 

 

大阪国税庁が2日発表した路線価は、京都市中心部で前年からの上昇幅が2桁となる地点もあるなど、地価高騰を印象づけた。訪日観光客の増加を受け、宿泊施設の開発業者が高値で土地を仕入れていることが背景にあるが、その影響でマンションの建設用地が取得しにくくなり、着工数が急減。分譲価格も高止まりし、中間所得層の取得が困難になっている。

 

『田の字エリア 初プロジェクト』。マンション開発大手の三菱地所レジデンス(東京)は、京都市中京区油小路通三条下ルに建設中の物件で・・・・全37戸で平均価格は6000万円台半ばと高額だが、現時点の成約率は8割と好調という。

 

同社関西支店の担当者は「市中心部のマンション需要は、依然として高い」と手応えを語る。・・・他府県の購入者が多いのも特徴で、油小路通の物件は買い手の3割が首都圏の在住者という。

 

特に低調だったのは分譲マンションだ。17年の着工数は1272戸で4割減少。

 

住宅着工全体の対前年の変動率を行政区別にみると、下京区が51.3%減と最も低下幅が大きく、上京区と東山区も4割減った。

 

資材費や人件費の上昇で新築マンションは値上がりしているが・・・・全国の着工数は横ばいだ。景気拡大期にもかかわらず、

供給が激減する京都市の特異さが際立つ。

 

『・・・中心部は新規分譲の計画すらない』。地元マンション開発業者の担当者はこう嘆く。

 

分譲マンションの着工戸数

 

 

一方、中心部から離れた市内の鉄道沿線では住宅開発が堅調だ。・・・マンションの着工は右京区や伏見区など周辺部で活発化しているといい、この傾向はしばらく続くとみる。

 

滋賀県の路線価が10年ぶりに上昇に転じた背景にも、京都市中心部の地価高騰があるという。・・・『滋賀で住宅を求める動きが県南部のJR東海道線沿線を中心に広がり、駅前のマンション開発が活発化している」・・

 

 

現在、供給が急減している

京都中心部の新築分譲マンションは

 

グラン・リソシエ京都四条 総38戸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザ・パークハウス 三条油小路 総37戸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジオ京都御池油小路ザ・テラス 総49戸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジオ御所南 二条柳馬場 総16戸

 

 

 

 

 

 

 

 

ジオ御所南 夷川富小路 総20戸

 

 

 

 

 

 

ライオンズ京都御所南  総23戸

 

 

 

 

 

 

 

 

京阪電鉄不動産マンションプロジェクト 総45戸予定

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同日、

(2018.7.3)

京都新聞 朝刊 記事より引用

京都市内7税務署プラス
最高路線価 市外ほぼ横ばい
宿泊施設乱立に懸念も

 

 

大阪国税局が2日発表した今年1月1日時点の京都府内の路線価は、訪日観光客(インバウンド)の増加や景気拡大を背景に、京都市内の全7税務署で最高路線価がプラスとなった。

 

大幅に上昇している市内中心部についても、専門家から過熱感を指摘する声が上がっている。

 

4年連続のプラスとなった。最高路線価の上昇率が最も高かったのは東山の25・9%で、全国でも2番目だった。次いで下京の21・2%、中京の19・9%と続いた。これら市内中心部3税務署がそろって上昇するのは5年連続で、2桁の伸びとなるのも3年連続だった。

 

注目の点はこの言葉でしょう。

 

市内中心部の古家は安くて収益性が高かったから売れたが、今は価格が高騰している。(収益源となる)宿泊料金が上がるなら物件を買う見込みも立つが、それが難しくなると頭打ちだろう。実際、以前はすぐに売れたような物件でも、成約まで時間がかかったり、買い手の反応が鈍くなったりしている

 

 

2018年分の京都府内13税務署の最高路線価

 

 

(2018.7.2)

京都新聞 夕刊 記事より

京都、4年連続上昇

 

 

 

府内の路線価トップは27年連続で京都市下京区四条通寺町東入ル。1平方メートル当たり457万円と1997年と並ぶ水準で、

はがき1枚当たりに換算すると約7万3千円になる。

 

 

四条河原町。

 

 

 

四条通から

新京極通に建つ建築中のホテルが見えます。

 

 

 

 

 

(2018.7.2)

日本経済新聞 夕刊 記事より

訪日客効果 熱気と困惑
路線価上昇の観光地
祇園出店余地少なく

 

 

 

 

・・・京都市祇園周辺。前年比26.2%上昇だった17年に続き、今回も同25.9%で全国2位の上昇率となった。

 

インバウンド効果で出店希望が急増しているが、大阪などに比べ売りに出される土地が少ない。

 

 

祇園界隈の高騰する賃料の中、

今年3月にオープンした

ツルハドラッグ

 

 

 

八坂神社前の角地テナントです。

 

 

 

 

 

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